キツネノカミソリ(ヒガンバナ科)
このところ雨模様の不安定な天候続きであったが、今日は朝から晴れ間が見える。気象庁は今日(20日)、中国、近畿、東海地方は「梅雨明けしたと見られる」と発表したが、ここ山口と九州地方はお預けだとのこと。諸々の所要を済ませ、今年もこの時期キツネノカミソリが咲いているはずだとその場を訪れてみた。想定どおりそこには黄赤色の美し花を咲かせたキツネノカミソリの姿があった。かつてのように株数は多くないが、2か所合わせて20株くらいは確認できる。野草図鑑によると「雑木林の中やその周辺で日の強すぎない北側の斜面に生える」と記されている。まさにこの場はこの条件を満たしている。同様環境の他の場所で探すも未だに確認できず。よってこの場のキツネノカミソリは貴重な存在であろう。いつまでも生き残ってほしいものだ。今日はそんなキツネノカミソリ、そして帰り道で立ち寄った木戸公園の池に咲いたヒツジグサをUPする。
もう一枚キツネノカミソリ
木戸公園の池に咲いたヒツジグサ(スイレン科)