デジカメ散歩日記

自然は四季折々我々を楽しましてくれる。とりわけ散歩道の野草花や野鳥たちの姿を観ていると時間の経つのもわすれる。

小さな小さな花

2008年04月12日 | 山野草

Kyurigusa080412s  今日はとても穏やかな天候。朝の散歩は糸米川沿いから山地へ向かう。クサイチゴやシャガが真っ盛り。湿地で白い小さな花をいっぱいつけたツルカノコソウを見かけた。道端ではハルノノゲシ,キンポウゲ,スズメノヤリ,ヘビイチゴなどなど・・・。そんななか,薄水色のおよそ2~3ミリくらいの小さな小さな花をつけた植物を見つけた。キュウリグサだ。米粒くらいの小さな花だが,近くで観察してみると5弁の立派な花。葉をかむと胡瓜のようなにおいがするからこの名がついたとか。小さいながらも清楚。もっと可愛い名前をつけてもいいのでは。今日の一枚はそんなキュウリグサとする。


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コバノミツバツツジ

2008年04月11日 | 木の花

Kobanomitubatutuji080411m   久しぶりの好天気だが時折強い風が吹きつける。午前中に所要を済ませて午後山地へ向かう。目的はコバノミツバツツジ探し。蕾をいっぱいつけたものや,数輪花をつけたものはあちこちで見かけるも花をいっぱいつけたものになかなか出会えなかった。しばらく探しているうちに,山の斜面の日当たりの良い場所でようやく花をいっぱいつけた個体を見つけることができた。とても綺麗だ・・・。しばらく見入っていた。また,その近くではクロモジの花も見かけたほか,ミミガタテンナンショウや谷川の側ではサツマイナモリなどに出会うことができた。今日の一枚は,ようやく見つけた花をいっぱいつけたコバノミツバツツジとする。


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ムラサキケマン

2008年04月10日 | 山野草

Murasakikeman080410t   今日も一日中ぐずついた天候。昼過ぎまで時折小雨も落ちてきた。午後遅くには雨もあがったので所要を済ませ散歩に出かける。コバノミツバツツジ狙いで山地へ向かうも,ほとんどはまだ蕾。谷川の岸でネコノメソウを見かけた。山地の湿地に生える多年草で淡黄色で2ミリくらいの小さな花をいっぱいつけていた。帰り道でお気に入りのムラサキケマンをあちこちで見かけた。実に不思議な形をしている。図鑑によると和名は紫華鬘(むらさきけまん)で,華鬘とは仏殿なの欄間などの装飾具の意だとのこと。その名のとおり仏殿の装飾に見える。今日の一枚はそんなムラサキケマン(紫華鬘)とする。


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アケビ

2008年04月09日 | 山野草

Akebi080409m ここのところ連日ぐずついた天候が続いている。今朝も今にも雨が落ちてきそうなあいにくの天候。朝の散歩は息子の店(ダイビングショップ:糸米2丁目)周辺。竹薮を通りかかったところで,アケビの花を見つけた。木にからまって延びた蔓から,まるで蝋細工のような花が顔を出している。毎年のようにこの場所でしか見ることのできない貴重な存在。アケビには雌花と雄花があり,手前の大きな花(花径が3センチくらい)が雌花で,後の小さな花が雄花。秋には実をつけるはずだ。機を逃さすに今秋はアケビの実をカメラに収めたいものだ。


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白いスミレ

2008年04月08日 | 山野草

Ariakesumire080408s 空は厚い雲におおわれているが,時折お天道様が顔を出してくれる。朝の散歩は糸米川沿いを「兄弟山」(おとどいやま)方面へ。適度な坂道もありいい運動になるこのコース。ここ近辺は何故かタチツボスミレがとても多い。ところどころでノジスミレも見かける。それらを観察しているとき,草地で白いスミレが咲いているのを見かけた。滅多にお目にかかれないこの白いスミレ,ネットで調べたら「アリアケスミレ」と判明。この個体は白いが,花の色が白から紅紫など変化に富むらしく,この変化を「有明の空」に例えこの名がついたとのこと。今日の一枚は白いスミレ「アリアケスミレ」とする。


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