選挙の興奮が覚めやらぬ月曜日、夏季最後の月曜休日だったが、独りで街へ繰り出した。ゴルフや釣り、囲碁などの遊びをのぞいて休日に独りで街に出ることは皆目無い。パチンコももう10年以上もやめているし、ショッピングは趣味ではないし、繁華街に出るのが億劫なのだ。
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実をいうとデートなのだ。 というか、デートじみた感情で憧れの響子さんに逢いに行ったのだ。リバーウオークで高橋留美子展が8月22日から開催されている。彼女の代表作「うる星やつら」「めぞん一刻」「らんま1/2」「犬夜叉」をメインに原画などを展示しているのだった。響子さんファンの私としては、これを逃すようでは気持ちが悪い。ファン気質にもとる。
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ネットを調べると熊本や鹿児島からもはるばると見学に来るようであり、彼女の人気ぶりがわかる。土日はすごく混むので、平日の月曜でちょうど良かった。
<o:p>写真撮影が許されたパネル</o:p>
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デジカメ片手に勇んで入場券を買ったが、その場で即座に言われた。「会場内は写真撮影は禁止です。入り口のここだけは良いですけれど」 響子さんの艶姿をしっかりとカメラに納めようと張り切っていたのにがっかり。なぜ写真が不可なのだろうか。原画の水彩カラーが劣化するのだろうか。 不満な気持ちで入場したが、会場内では各所に監視員が配置されており、写真は完璧に諦めた。
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それにしても、彼女が描くヤング女性はスタイルがよくて活発そうで美人揃い。胸を誇張しすぎるのではないかと思えるほど。じっくりと観て廻りました。響子さんも微笑んでくれて、大満足でした。
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最後のエリアでは30分の動画が日替わりで映写されていた。その日は「犬夜叉」で、オリジナル版らしい。犬夜叉のストーリーを知らないので、良く判らなかったが、現代っ子が戦国時代に登場して、妖術を駆使して戦っていた。闘いがスポーツのように明るく描かれていて、悲惨な感じがしないのが彼女の作品らしくて気持ちが良い。
記念に買ったストラップ
出口で記念品が売られていた。若い人たちが競って品定めしていたが、私も響子さんのストラップを買った。人形自体は似てなかったが、響子さんはこれしかなかった。もう少し涼しげな目鼻立ちの響子さんが希望なのに。
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