ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

往きは良い良い、帰りは?

2009-09-26 10:39:06 | 紀行

 

 

 霧島神宮本殿址

 

   バイキングで満腹になったお腹を抱えて、ほうほうの体で部屋に戻って少し休憩。せっかく減らした体重がまたもとの木阿弥になるに違いない。8時になったので重たい体で渓流の混浴風呂に行く事にした。営業時間はなぜか夜だけで、それも8時から11時までの3時間だという。有料で500円だ。受付で温泉着と云うのか、袷と襦袢を支給された。持ち物はすべて置いて、素肌にそれを纏え、と云う。 混浴だから? 渓流露天風呂は「緑渓湯苑」と言い、ホテルから車で1分の裏手の林の中だ。30分毎に送迎車が出るらしいが、私たちと同じに1番の客は3カップル、女4人男2人だった。

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 気づかなかったが、夕方から小ぬか雨みたいな微細な雨が降っていた。暗闇の中に点在する常夜灯に導かれて車は渓流温泉へ。 なるほど渓流の各所に温泉があった。 湯には「斉彬の湯」「義久の湯」などと島津家当主のの名が付けられていた。 ゴムサンダルを履いていたが、薄暗い渓流を素肌に近い形で歩くのはさすがに恐い。足場を確かめながら順に入っていった。1箇所の温泉が8畳くらいの広さだ。私達と一緒の40代くらいの女性カップル2人が遅れて入ってきた。早速女同士、四方山話をしている。 混浴を気にする素振りも見せず、大したものだ。ただ、立ち上がった時に襦袢がお尻にまとわりついて、姿かたちがはっきりと見えたのは、・・・良かった。

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 30分掛けて全部の温泉に浸かった。木々の中を湯煙が立ちこめて、常夜灯の細い灯りと小ぬか雨が相まって幻想的な風景ではあった。 色白の女性は美人に見えるだろう。 しばらくすると、次々に入浴客がやってきた。 やはり珍しいのと、せっかく来たので体験を、だろうか。

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帰りに娯楽室を通った。ここには卓球台や、射的、ビリヤードにボーリングと温泉ホテルに付き物の施設が揃っていた。古き良き時代から受け継がれているのだろう。ハイパーホッケーも置いてあった。東京フレンドパークの最後のアトラクションのあれだ。 妻と対戦し、私が悠々と勝った。(とは言うものの2枚差だったが)

部屋に戻ると、疲れがどっと出た。まだ9時過ぎだったが、早々に寝てしまった。

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<o:p>高千穂牧場と御池から臨んだ高千穂峰。残念ながら雲に隠れて見えませんでした。</o:p>

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 翌朝、朝風呂に入ったり、お土産を買ったりしてゆっくりしたあと、チェックアウトした。特に行き先は決めてなかったのだが、高千穂牧場に寄って帰ることにした。孫達へ乳製品のお土産だ。高千穂牧場は霧島神宮から東側へ10キロ程度、県境で宮崎県に位置している。10時過ぎと言うのにもうお客が大勢来ていた。羊や牛などの放牧を見ていたら、急に腰が痛くなった。じっと立っていられないほど。昨日のマッサージで筋肉を傷めたのだろうか。私だけ早々と車で待機することにした。先般のぎっくり腰じゃないけれど、使っていない筋肉に力を掛けることは厳禁のようだ。

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 妻が両手いっぱいのお土産を抱えて戻ってきた。奏汰君は大丈夫だろうが、和君が心配。もっと乳製品を食べてくれれば良いのだが。

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 帰路についたのが12時前。高原から高速に乗った。ところが直ぐに眠たくなってきた。昨晩は充分に寝たはずなのに眠たい。3度の風呂で体力を使ったのだろうか。えびのSAでちょっとひと休み。仮眠を取った。30分くらいの睡眠で気分がすっきりしたので運転を再開。途中八代で昼食を、と思ったがものすごい混雑。昼食を諦めた。それからは、混む事もなく無事に4時に帰りついた。メーターを確認すると全工程680キロだった。

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 シャワーを浴びて、簡単な夕食を食べた。酔ったのだろうか疲れていたのだろうか、6時半には眠たくなったので、そのまま寝てしまった。暑くて寝苦しかったが、我が家の布団なので安心したのか、いつのまにか眠っていた。

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コメント (15)
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