ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

めぼ

2009-09-30 22:16:46 | 平々凡々

めぼ、めばちこ、めこじき、おひめさま・・・全国では色んな名前があるようだが、標準的には「ものもらい」。まぶたが腫れあがって、すごい面相に変わってしまう腫れ物です。若いブロガー「みのさん」の記事で紹介されてたように、罹りやすい体質の人がいるようですが、とうとう私も仲間入りしてしまった。<o:p></o:p>

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おかしいな、と思ったのが先週末。朝、顔を洗って鏡を見ると、左目が赤くて左右が不揃いだ。 もともと右目の方が垂れて小さいのだが、左目が異様に膨らんでいる。 まぶたの裏に玉のようなしこりができていた。気にはなったが特に痛くもないのでそのままにしていた。そして今日、デスクに座って仕事に取り掛かろうとした時に眼に違和感が。ティッシュで拭くと腫れ物が破れたようだ。これは大変、ほっておくと悪い膿が眼全体に廻ってしまう、と気になって近くの眼科に駆けつけた。

 

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病院では視力検査や眼圧などの検査をしたあと、先生が腫れ物を仔細に見て、切開しましょう!と簡単に宣言したのです。そんな心構えは毛頭なく、薬だけで治ると思い込んでいたのでこれには驚いた!

 

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実は、我が社は101日(明日)が創立50周年。その式典が今日の午後から催される。今夕には関係者を招いてのパーティが近くのホテルで開催される。私も招待を受けており、今日はスーツ姿で出社したのだ。それに、明日は記念ゴルフコンペ。 片目ではゴルフにならない。

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看護婦さんが、眼帯は今日だけで明日は取れるから、と笑顔で云うので私も仕方ないと覚悟を決めた。「早く治るのだったら」

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続いて看護婦さんの言葉「麻酔注射を打ちます。これがちょっと痛いけど、我慢してくださいね」ベッドの上で、まな板の鯉になっている私は、男らしく、じたばたしないと悲壮な決意をしたのです。

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結果、「痛かった!」 細い針のようだったが、神経を直接刺したように感じた。 

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切開手術はものの10分もかからずに終わって、眼帯を嵌めてくれた。 そして痛み止めなどの処方箋も。こうして、病院と薬局に費やした50分後には独眼竜でデスクに戻ったのでした。<o:p></o:p>

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ただ、片目では車の運転が出来ない事が身に沁みてわかった。病院には社用車を使ったのだが、帰りは着けたばかりの眼帯を外して、見えにくい左目ではあったが両眼で運転したのです。

 

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   めぼ、私にとっては40年ぶりのことだ。学生時代は良くできていたのだが、同期に入社した仲間から、めぼは人差し指の第1関節(指先側)の内側にお灸をすれば罹らなくなる。だまされたと思ってしてみたらと言われ、実際にお灸をしたのです。それが効いたのでしょう、それから40年間もめぼとは無縁だったのです。効力が落ちてしまったのでしょうか。

 

 創立50周年記念式典も無事に終わりました、私の眼帯姿をみて先輩諸氏が、 「どうしたの? 」「明日のゴルフは大丈夫か?」などと声を掛けてくれた。久しぶりに逢うOBの方達、元気そうでした。

 

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コメント (20)
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