夏の花木より、いずれの花も暑い夏を思い起こします。
▼アメリカノウゼンカズラ
ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属、落葉蔓性木、北米原産、花期:7月~10月
花冠は黄橙色~赤色、直径3.~4㎝、長さ6~8㎝のトランペット形、先が5裂する。
萼は花と同色 。
▼ノウゼンカズラ 19/7/04投稿済
中国原産、花が橙色、、花の筒部が短く、直径が大きい。萼が緑色、萼片が長く先が鋭い。
▼クサギ(臭木)
クマツヅラ科クサギ属、落葉低木、花期:8月~10月、
花は、雌雄同株で雌雄同花の両性花で雄性期と雌性期があり、雄性期の方が早く熟し、
成熟するタイミングをずらして、同じ遺伝子同志での繁殖を避ける工夫をしている。
果実は核果。直径6〜7mmの球形。10〜11月に熟すと光沢のある藍色になる。
▲雄性期の花、 ▲雌性期の花(雄しべうなだれてしまう)
▼サルスベリ (百日紅)
ミソハギ科サルスベリ属、落葉低高木、中国南部原産、花期:7月~9月、
枝先に円錐花序をなして花が次々に咲く。花にはちりめんじわがあり、成木の幹は名のいわれ通り滑らかで、赤褐色です。
▼ナツツバキ(夏椿)
ツバキ科ナツツバキ属の落葉高木。別名はシャラノキ。 花期:6月~7月、
花弁は5枚である。花弁には皺があり、幹は樹皮が灰褐色で薄く滑らかで、花とともに高い観賞価値がある。
▼シロミノコムラサキ(白実の小紫)
クマツヅラフジ科ムラサキシキブ属、落葉小低木 、花期:6月~7月、
コムラサキの白花品種を、シロミノコムラサキと、
ムラサキシキブの白花品種を、シロシキブと言うようです。
コムラサキは、葉腋の少し上方に花序が付く、葉の鋸歯は葉の上方に出来る。
ムラサキシキブは、葉腋の直ぐ近くに花序が付き、鋸歯は葉の全体に出来る。
▼四季咲きネムノキ
マメ科ネムノキ属、常緑小低木、花期:5月~10月、
次々と一年中、花をつけるネムノキです! 小さくても花をつけるため、すぐに楽しめます 、葉が丸葉でネムノキとは全然違うので区別できる。
▲本当は鳥の羽のように真っ直ぐのびるようです、咲き始めか?咲き終わり?
▼ネムノキの花は既に散ってしまっています。
▼フヨウ(芙蓉)
アオイ科フヨウ属、落葉低木、中国原産、花期:8月~10月、
美しいピンクの大輪の花を咲かせるフヨウは、夏を代表する花木として親しまれています。
近縁種にムクゲがありますが、一般的には雌しべの先が上向きに曲がっているのがフヨウ、
まっすぐなものがムクゲと区別できます。
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