昆虫採集をしていると、時々どの分類にはいるのか分からないものに出合います。
セミ、チョウ、トンボ、コガネムシ、テントウムシ等は分かりやすいですが、
蛾の世界には色々なものがいて興味が湧いてきました。
▼キンバネチビトリバ
チョウ目トリバガ科カマトリバガ亜科、大きさ(開帳)12-14mm、4-9月、
褐色の美しいトリバガの仲間、
ボロボロに破れて一部しか残っていないような翅、細い骨から毛が生えているような翅、
それがトリバガの仲間の特徴 。
幼虫はカタバミの葉やさやを食べる。
▼ビロードスズメガ
スズメガ科ホウジャク亜科、大きさ(開帳) 60mm前後、 5月ー9月、
茶褐色で前翅に不明瞭な暗褐色紋があるスズメガ、
灯火に飛来し、花で吸蜜もする。
▼モモブトスカシバ
チョウ目スカシバ科スカシバ亜科、大きさ(開帳) 25mm、 6月ー8月、
翅がけむじゃらなスカシバ、スカシバの仲間にはハチににたのがいます、
ウリ科の植物を食べる。
▼スジベニコケガ
チョウ目ヒトリガ科コケガ亜科、大きさ(開帳) 32-40mm、 5月ー9月、
オレンジ地に、朱色の細かい筋模様を持つコケガの仲間。はねには、濃褐色のV字線が入っている。
よく見ると人に似た顔が隠れているではないか?
幼虫は地衣類や落葉を食べて育つ。
幼虫は地衣類や落葉を食べて育つ。
▼ギンモンカレハ? 別名:ギンボシカレハ
チョウ目カレハガ科カレハガ亜科、大きさ(開帳) 35mm、 6月ー9月、
前翅の茶色地に1対の銀白色に光る紋が目立つ。とあるが、、
これは、頭から背中上部にかけて長い毛があるがクモの巣にひっかかり上部広がっており、
またカレハガには、タケカレハ、マツカレハ、ツガカレハ等白い紋があるものがいるので難しい。
幼虫は地衣類や落葉を食べて育つ。
▼スケバハゴロモ
カメムシ目ハゴロモ科、大きさ(翅端まで)9-10mm、7-9月、
黒褐色帯で縁どられた透明の翅を持つハゴロモの仲間。
雑木林の周辺で見られ、ウツギ、キイチゴ、クワ、ブドウなどの汁を吸う。
▼マダラホソアシナガバエ
ハエ目アシナガバエ科ホソアシナガバエ亜科、大きさ 5-6mm、5-9月、
体が金緑色に輝く、脚の長い小さなハエ。翅に黒褐色の斑紋がある。
▼??*ヒロヘリアオイラガ(みぃぷうさんに教えていただきました、有難うございます。)
*イラガ科 大きさ(開帳) 30mm前後、4月ー10月、
*前翅は緑色で、翅の外縁に太い褐色の帯がある。後翅は淡黄色~淡褐色。
エノキの実を撮ろうとしたら目に入ったが高い位置でしたので、何か分からずに撮りました。
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