花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

松の内、松色々。クロマツ、ダイオウマツ、ゴヨウマツ、ヒマラヤスギ、他

2020-01-06 | 樹木
松の内とは、正月の松飾りを飾っておく期間の事です。
関東では、元日から7日間、関西では15日までのようです。
元々は15日でしたが、関東では、徳川三代将軍家光の命日(20日)と関係して、
月命日に鏡開きをしたくないことから、徳川幕府が7日と通達したことからの説がある。
ちなみに、正月飾りに松が使われるのは、「歳神様を待つ」、「歳神様を祀る(まつる)
という言葉からきたものだと考えられています。
前向上が長くなりましたが、今回は身近にある松を集めてみました。

いざ松を探すと家庭の庭にある松は多く目にしますが、松林が近所に以外と少ないです。

マツ(松)
マツ科マツ属、常緑高木、花期:4月~5月、雌雄同株 
 
頂部に雌花下部に雄花が群がるということですが、上は新芽だけでよく分からず、
付け根部分が雌花と思われます。

▼?マツと思っていましたが、マツ目コウヤマキ科のコウヤマキのようで様ですね。

ダイオウマツ(大王松)
長さ20~60cmの葉っぱが3本ずつ束になっており、長く垂れ下がるのが特徴的
クロマツ(黒松)(オトコマツ)樹皮は灰黒色で亀甲状に深い溝ができ、 葉は2葉が束生 。  
アカマツ(赤松)(メマツ)樹皮は赤茶色で古くなるとはがれ落ちる。
 

ゴヨウマツ(五葉松) (ヒメコマツ)
一箇所から葉が五本出るためゴヨウマツという、葉の長さは3~6cmで短い。 

ヒマラヤスギ(ヒマラヤ杉)(ヒマラヤシーダー) 杉ではなく松の仲間。
マツ科ヒマラヤスギ属、常緑高木、自生は無い、庭木、公園樹などの植採は多い。
雌雄同株、雌雄異花。      花は10~11月に開花する
                                                                 
若い球果
 
熟すと、芯から鱗片が外れ、パラパラと散って、最後にバラのような形の先端部だけがポロッと落ちる。
小形の松ぼっくり(シダーローズ)

雄花は花粉を飛ばすと下に沢山落ちている。 

ヒマラヤスギと松林は近所のゴルフコースにしか見られません。
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