花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

野鳥観察、親鳥の子育て、カルガモの移動、ツバメの給餌、

2020-06-15 | 
先日のテレビでも、母親カルガモがヒナガモを引き連れて子育て出来る場所まで、
困難を乗り越えて移動している場面がありました。

ショッピングが終わるの待つ合間に、近くの橋下にヒナガモを連れたカルガモを見ました。
梅雨前でしたので、川に十分な水が無く、溜まり水は汚れていましたが、
餌を求めて、親はヒナガモに注意しながら誘導しているのをしばし眺めていました。
高い橋上からの撮影なので、良く撮れていませんと言い訳をしていますが、

 ▼カルガモ親子の移動
 
 
 

チラッとツバメの囁きを、5/12”野鳥の囁き”投稿しました。

その後現場の道の駅も閉鎖されて、子育てがどうなったか気にしてました。
6月になり解除になりましたので、先日覗いてみました。

☆ツバメの繁殖は、人家や人通りが多い場所に巣を作ります。
これは、巣や卵や雛を、他の鳥の攻撃やヘビなどから守るためで 巣や卵や雛を、
他の鳥の攻撃やヘビなどから守るためで 、
力の弱いツバメは人間の近くで営巣することによりその非力をカバーしていると考えられています。 
最近は道路が舗装され河川もコンクリート護岸が多く泥が集めにくくなってきているので、
約半分は去年の巣を補修して再利用しています。雄雌共同で巣作りしています。 

▼ツバメの子育て
既に雛は大きくなって巣からはみ出るように親鳥を待ってます。
 
  
お待ちかね親鳥が戻ってきました。
 
☆雛の巣立ちまで雌雄共同して行います。抱卵はおもに雌が行います。
しかし、雌が餌とりや水飲みに出かける時だけ雄が代わって卵を抱きます。
雌が抱卵中は、雄は巣の近くで外敵から巣や卵を見張って警戒しています。

巣が建物内に幾つか みられますが既に大きく育ち過ぎて巣も手狭になっている。 
 
老朽化した巣が重量オーバーで損壊し、直ぐそばに応急架設の巣が、残された雛が
待ちわびています。(私の推察です)
 
☆親鳥が抱卵を初めてから2週間ほどするといよいよヒナの誕生です。
生まれたばかりのヒナは羽毛も生えそろわない裸ん坊です。目はまだ5~6日は開きません。
親鳥はヒナの体が冷えないように体の羽毛の中に包み込み温めます。
ツバメのヒナは孵化してから20日前後で巣立ちます。 

次回行った時には雛は巣立っているかもしれませんね。
☆ツバメが卵を産む時期は4月の終わり頃から7月の終わり頃までです。
ツバメは毎日1個ずつ合計3~7個の卵を産みます。卵は長い方が19㎜、短い方が14㎜ぐらいです。 
4~7月にかけて1~2回繁殖しますが、2回が多いようです。 

オマケは、  アオサギ   これくらいしか近くでは撮れなくなりました。

追伸、我が家に来るスズメも雛が出来たようで、親鳥が雛に口餌を与えるシーンがみられました。

野鳥を見ていると、時にはどこぞの人間よりも親としての愛情が強いのではないかと思う事しばしです。
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