花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

裏山を久し振りに歩いてみて、黄葉を求めたはずでしたが、、

2020-11-17 | 樹木
GOTOトラベルやGOTOイートキャンペーン等、とんと関係のない老人です。
三密を避けるので、直ぐの裏山へ黄葉でもあるかと出掛けてみました。
昔(15年以上前)、犬がいた時はよく散歩に出掛けていました。
近年はイノシシも出るので、一人で歩くのは止められてここ数年は入っていない。
いずれにしても半径約100m以内の環境です。
最初は少し登りですので、息が切れます。

小道が倒木でふさがれています。

倒木もここまでくると芸術のモチーフです。動きを感じます。
倒木したあちこちの枯れ木には色々なキノコがいっぱいです。

杉林も伸び放題のようです。
上の小道から林の下面の木の間を犬が走り回るのを見ていたものです。
すっかりと雑木林になって様変わりの感がしました。
間伐したのは、平成22年のボードがありました。10年前見たことがありました。
木も随分と大きくなっていました。

人家に近い山の上に小さな稲荷さんがあります。
この周りはキレイになっているので誰かが来て管理していそうです。
初午の頃、紙ののぼりがぶら下がっていた記憶があります。
兎に角空が見えない程に茂っています。
それでも木々の所々の隙間から雑木林の少し黄ばむのが見えます。

少しでも空が見える所には、秋らしい所が僅かに感じられます。

下り坂は竹林の中を降りてきます。
すぐ近くの山も人が老齢化して入らなくなりました。
獣道のような笹が多い道を歩きましたが、耳が悪いせいか野鳥の鳴く声も聞けず、
もちろん昆虫なども見掛けませんでした。
昔は、キンラン、ギンランをはじめ、センブリやマルバイチヤクソウ、ジュニヒトエ、シュンラン等
があったのを思い出して、これが自然だと言ったら何か寂しくなりました。
人間の密は避ける事ができますが、木々と竹、笹の密だけを感じた1時間でした。
自然も少しは人が入らないと居心地よくならないと実感しました。
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