花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

ユキノシタ科、ダイモンジソウ、ユキノシタ、ヒマラヤユキノシタ、他

2020-11-19 | 花の写真
ぶらりと歩いていて、ダイモンジソウに出合いましたので、今回はユキノシタ科を
少し取り上げてみました。

ダイモンジソウ(大文字草)
ユキノシタ科ユキノシタ属、多年草、花期:9月~11月
沢沿いの岩場や渓谷の岸壁に自生しているようですが、これは通りすがりの家の鉢植えです。
花を正面から見ると、上に3枚の花弁、下に2枚の長い花弁が目にはいります。
花だけを見ていると、正に漢字の「大」ですからダイモンジソウ分かり易く覚え易いです。
花色は普通預は白ですが、桃色、紅色、淡黄色など多彩で、花弁の数が多い、
花弁に鋸歯状の切れ込みが入るなど、多くの品種があります。
実は今頃咲くのだと言うこと忘れていました。
似た花の庭にあるユキノシタが5月頃咲くので、間違えてしまいました。

ユキノシタ(雪ノ下)
ユキノシタ科ユキノシタ属、多年草、花期:5月~6月、
白色の花をつけ、5枚の花弁のうち上に3枚ある小さな花弁には、赤紫色の斑点がはいるのが特徴です。
名前の由来は諸説あります。1つ目が「雪が積もってもその下に緑の葉が見える」という説、
2つ目が「雪のように白い花の下に緑の葉を広げる」という説です。
どちらとも、ユキノシタの根出葉が緑であることに由来しています。  
6月撮影

偶然にも別の場所で、ヒマラヤユキノシタが咲いていました。迷い咲き?

ヒマラヤユキノシタ     別名:ベルゲニア
ユキノシタ科ヒマラヤユキノシタ(ベルゲニア)属、多年草、東、中央アジア原産、花期:3月~4月
大型種から小型種までさまざまで、花が丸く固まって咲くもの、長い穂になるものなどがあり、
花色も赤から白まで幅があります。 
春だけでなく、秋にも咲く二季咲き品種も育成されていますとありましたので、
二季咲きヒマラヤユキノシタなのでしょう。

ユキノシタ科には、ユキノシタ属、ヒマラヤユキノシタ属だけでなく、その他多くある。
ユキノシタ科(Saxifragaceae)は、双子葉植物に属する科である。
ユキノシタやクモマグサ、ヒマラヤユキノシタ、ネコノメソウ、チダケサシ(アスチルベ)等の草本を含む。 

アスチルベ  チダケサシ属、 6月撮影


ヒューケラ(ツボサンゴ)  ツボサンゴ属  7月撮影
まだまだあるようですが、この辺で終えておきます。
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