花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

散歩途中の野草花、ノカンゾウ、ヤブカンゾウ、ニガクサ、キツリフネ、他。

2022-07-15 | 花の写真
花も咲いたが後で撮ろうなんて思っていると、既に時遅しとなることもたびたびです。
一重のノカンゾウ、八重咲きのヤブカンゾウもきれいな時は終わりそうです。

ノカンゾウ(野萱草)
ユリ科ワスレグサ属、多年草、花期:7月~8月、キスゲに似て一重咲きです。
葉の間から花茎を伸ばし、橙赤色のラッパ状の花が10個程咲く。一日花で昼間だけ咲く。

ヤブカンゾウ(藪萱草)
ユリ科ワスレグサ属、多年草、花期:7月~8月、ノカンゾウの近縁種で八重咲きです。
少し咲き終わった花が目立って来ました。
佐渡の大野亀のトビシマカンゾウの群落は見事ですが、返ることができませんでした。

ニガクサ(苦草)
シソ科ニガクサ属 多年草 花期:7月~9月 山野のやや湿ったところに生える 。
葉は卵状長楕円形~広披針形で、先は尖り不揃いの鋸歯がある。
枝先に長さ3〜10cmの花穂をだし、淡紅色の小さな花をつける。花冠は長さ1〜1.2cm。
上唇は小さくて深く2裂する。下唇は3裂し、中央裂片が非常に大きく、舌のように垂れ下がる。 

アキノタムラソウ(秋の田村草)
シソ科アキギリ属、多年草、東アジア原産、花期:7月~10月、
先端の青紫色の唇形花を何段かに輪生する。花冠は1~1.3cm、上段はやや直立し、
下唇は3裂し、萼の内側に毛がある。
アキノタムラソウを調べていたらナツノタムラソウもあるようでした。
その違いは、ナツノの特徴は雄しべが花冠から飛び出るのがアキノタムラソウといちばん違うところ です。
アキノの名があるのに夏から咲いているので、なにこれはと思ってしまいます。
 
キツリフネ(黄釣船)
ツリフネソウ科ツリフネソウ属、1年草、花期:8月~9月
黄色い花と、後ろに伸びる距の先が巻かずに垂れること、
花が葉の下に咲くところが、ツリフネソウとの明確な相違です。

ハゼラン(爆蘭)
ハゼラン(スベリヒユ)科ハゼラン属、多年草、熱帯アメリカ原産、花期:8月~10月
茎の上部に細かく分岐してパラパラと花を付ける、花径6mm程の紫色の5弁花。
昼過ぎから三時頃から夕方まで花を咲かせるのでサンジソウ(三時草)とも呼ばれる

オカタイトゴメ(丘大唐米)
ベンケイソウ科キリンソウ属 多年草 花期:6月~7月
マンネングサの仲間は似ていてよく気を付けて見ないと判断できませんが、
マルバ、コモチ、ツルマンネングサでもないようで、タイトゴメかと思いましたが、
海岸植物のタイトゴメに非常によく似ているが、タイトゴメより全体が小形で、
葉が円柱状のタイトゴメに対して葉がやや角張っている。
葉は互生し、上部の葉は非常に密につくからオカタイトゴメとしました。
茎先に集散花序を出し、径8mmほどの星形に開く黄色い5弁花を数個ずつつけます。

オカトラノオ(岡虎の尾)
サクラソウ科オカトラノオ属、多年草、花期:6月~7月、
花の形を虎の尻尾になぞらえて命名された。地方によっては、犬の尻尾、猫の尻尾などと呼ぶ。
「オカ(岡)」は、似た花のヌマトラノオに対するもので、生育地の違いによる。
家の裏にもありましたが、どうも草刈りをして刈り取ったようで、今年は見られずです。


ヤマノイモ(山の芋)     
ヤマノイモ科ヤマノイモ属、つる性多年草 花期:7月~8月 雌雄異株です。
細長いハート型の葉の間から一斉に顔を出すように、上を向いて立っているのが、雄花です。
雄花序は葉腋から2~5個が直立します。
雌花序は下垂します。
ヤマノイモに昆虫の幼虫でもいないか探していたので、雑な撮り方の為に」
後日改めてヤマノイモ、オニドコロなど似たもの及び雄花、雌花を整理して再投稿します。
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