百合の女王と言えばカサブランカですが、世界的にも有名な花です。
しかし、我が家のは、寂しい咲き方です。
▼カサブランカ
ユリ科ユリ属 耐寒性球根植物 オランダ原産 花期:6月~8月
ジャパニーズハイブリッドとも呼ばれ、日本から輸出されたタモトユリがオランダで改良された栽培品種です。
うつむきかげんに大きな花を咲かせ、花の内側に小さなつぶつぶがあり、花粉は大きくオレンジ色をしています。
我が家の一番は、山百合です。
▼ヤマユリ(山百合) 別名:エイザンユリ、ヨシノユリ 他。
ユリ科ユリ属、多年草 花期:7月~8月
本州の平地から山地に分布し、日陰がちの斜面や、明るい林、草原に見られる球根植物です。
強い香りのある、花径20cm強の大きな花を1~10輪ほど咲かせます。
花弁には白地に黄色い帯状の筋が入り、えんじ色か紫褐色の細かい斑点が散ります。
しかし、数年前からイノシシに球根を食べられてしまい減って来ています。
今年も少し食べられたものがあります、絶滅しない程度にイノシシも考えているか?
我が家にもいろいろなユリがありましたが今はこの一株が咲いただけです。
▼シベリア(たぶん)
真っ白な花弁で上向きに咲くのが特徴的です。
この花もカサブランカなどと同じのオリエンタル・ハイブリッド です。
花びらは6枚あるように見えますが、外側3枚は萼で、外花被と呼び、
内側3枚が本来の花びらで、内花被です。
初夏から夏になると多くのユリと出合いますが、
多くの種類がありますので、概略をまとめてみます。
世界にユリの原種は約100種、15種が日本の自生種です。
日本は美しい野生ユリが多い、ヤマユリ、カノコユリ、オトメユリ、ササユリ、テッポウユリ等。
交配に用いた野生種の系統別に分けて4種類をみてみます。
花は名前はわからずに、分類でそれらしい適当に当てはめてみただけで間違っているかもです。
1)オリエンタル・ハイブリッド
主としてオランダで誕生した品種群
交配に使われた日本のヤマユリ、カノコユリ、ササユリ、タモトユリ等
白花大輪のカサブランカ、桃花のマルコ・ポーロ、など。
(オリエンタルハイブリット系)
2)アジアティック・ハイブリッド
花弁はさほど反転せず、盃状に開くのが特徴。草丈も1m以内とやや低い。
オニユリ、スカシユリ、イワトユリ等
▼オニユリ
オニユリは葉腋にムカゴが付いている。
▼スカシユリ?(上向きなので全てスカシユリとしたが)
3)ロンギフローラム・ハイブリッド
テッポウユリとタカサゴユリを交配して作った品種群。
(花がラッパ形で長い筒状だったのでこちらにいれたが)
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近くのテッポウユリ等は未だ咲いていませんでした。
4)トランペット・ハイブリット
中国産のリーガルリリーやキカノコユリの交配種で、ラッパ形や漏斗状の花が咲く。
ヤマユリも今日現在では、花も枯れて落ちてきているものもあります。
又、花などに肥料など入れると、たぶんアライグマだと思いますが掘り返したあともあります。
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