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花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

露地栽培の小菊、秋はやっぱり菊ですね。

2022-11-09 | 花の写真
菊は古くからなじみの深い花です。
日本には7世紀に中国から導入され、品種改良がなされて、現在の園芸品種があります。
花は品種により形態が様々で、花色や咲く時期、咲き方も様々で
私にはどれが何なのか説明できるレベルにありませんの単に菊としてだけの投稿です。

近所の畑に咲いているのを撮ったものです。




 

 


菊はキク科の宿根草で、関東以西では露地で越冬できるほど丈夫です。
露地栽培のほとんどは秋咲きで、品種によって多少違いますが
日長が13時間以下になると花芽分化し、12~15日後に蕾が見え、 
それから50日位で満開になります。

ここでは、ポットマム、スプレーギクなどが主ですが、
愛好者が栽培する観賞用菊は大輪菊など見応えがあるんですが、
又機会がありましたら投稿してみます。
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和の食材に似た名前、オカワカメ、フユノハナワラビ、イモカタバミ、ツワブキ、他。

2022-11-07 | 花の写真
11月7日は立冬です。
冬至とは、二十四節気と言う紀元前まえからの古い暦で、1年を4つの季節に分け
更に6つにそれぞれに名前がついています。
立冬は良く冬の始まりと言われています。冬至(12/22)が真冬に当たります。
少し日本の季節とずれている感じがしないでもないですが、
太陽の動きから計算された暦で、中国北部の内陸部で考えられたからの様です。

冬の訪れになると昆虫の動きもなくなりますが、私も同様です。
これからは、タイムリーな花の投稿とはいかないですね。

オカワカメ  別名:アサザカズラ、雲南百薬(ウンナンヒャクヤク)
ツルムラサキ科アサザカズラ属 多年草 熱帯アメリカ原産 花期:7月~10月
オカワカメは「陸わかめ(おかわかめ)」、つまり陸のワカメという意味です。
茹でた葉がワカメのような食感になることから、名づけられました。
球根もムカゴも茎も葉も食べることができます。茎葉は加熱すると、
ぬめりが出て、食感も色つやもワカメのようです。
今は花は殆ど終わっています。

ジンジャーリリー  別名:ジンジャー、ハナシュクシャ(花縮砂) ハナショウガ(花生姜) 
ショウガ科シュクシャ属 球根 インド、マレーシア原産 花期:7月~10月
大きな花茎を伸ばして、その咲きにたくさんの花が咲きます。
花は8㎝を越える大輪から1~2㎝の小輪まであります。
また、花色も、白、黄、朱紅、赤橙など多彩です。
名はショウガ科から来て、根からはほのかに生姜のような匂いがしますし
毒性はありませんが、食用ではありません。 

ハナ生姜とヤブ茗荷は間違い易いですが違いますので参考までに、
ヤブミョウガは、
今では既に皆黒い実になっています。

フユノハナワラビ  別名:冬蕨,花蕨,カゲワラビ,トコワラビ
ハナヤスリ目ハナヤスリ科ハナワラビ属、多年草 見頃:11月~12月 、
シダ植物なので、葉に見えるものは栄養葉(えいようよう)、
花に見えるものは胞子葉(ほうしよう)という。
オオハナワラビと似ていますが,こちらは小形で、栄養葉の羽片の頂片は鋭くギザギザしていない。
名の由来は、冬に栄養葉を、花のように見える胞子葉をつけた様子がワラビに似ることから。 

*上:葉の写真11/8追加
分かり難いかもしれませんが、オオハナワラビは葉の縁がギザギザして葉先が尖る。
**下:オオハナワラビと思われるのがありましたので11/9再追加です。

 
前回と葉が違うように見えますが、、

イモカタバミ(芋片喰)   別名:フシネハナカタバミ (節根花片喰 )
カタバミ科カタバミ属、多年草、南米原産、花期:5月~10月、
葉の間から伸び出した花柄は葉を越えて伸び、先端に数輪を散形花序につける。
花は紫桃色からピンク、淡いピンク、白など幅があり、花形も地域により多少異なる。
何故芋かと言えば、根が芋状になっているからです。


ツワブキ(石蕗 )   別名:イシブキ
キク科ツワブキ属、多年草、花期:10月~12月、
花は株の中心から出て、先端に10~30輪ほどのキクに似た、花径3cm前後の黄色い花を咲かせます。
斑入りや八重咲き、丁字咲きなどの園芸品種が栽培されてきました。
名の由来は、ツワブキの葉がフキ(蕗)の葉に似ているからという説があげられます。
ほかにも、葉に艶があることから「艶葉蕗(つやはぶき)」、葉が分厚いことから
「厚葉蕗(あつはぶき)」が転じた、などの説があります。  
写真は斑入りツワブキです。(ツワブキは投稿済でした)

ワカメショウガワラビフキイモと和食の材料となるものと、中身は違いますが、
花の名前につくものを無理矢理に並べてみました。
まだまだ探せばあると思いますが、手持ちの花がないのでここまで、お粗末さまでした。
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晩秋の野草花、よく見れば花の中に虫が、サラシナショウマ、ノハラアザミ、他。

2022-11-04 | 花の写真
昆虫のシーズンも終わりに近くなりました。
花を撮ってはいるが、よく見ると小さな昆虫が頑張っていました。
勿論、花が主役なんですが、

サラシナショウマ(更科升麻)
キンポウゲ科サラシナショウマ属、多年草、花期:8月~10月、
葉は2~3回3出複葉、茎の先に総状花序を出し、柄のある白い小さな花を多数つける。
イヌショウマとよく似ていますが、サラシナショウマは花柄がありが、
花柄がないのがイヌショウマ です。

ナミハナアブにも見えますがハナアブ科の虫がいます。

ノハラアザミ(野原薊)
キク科アザミ属、多年草、花期:8月~10月、
アザミの仲間は、世界中に300種類以上り日本でも100種類以上あるといわれます。
ノハラアザミの頭花は紅紫色で、枝先にしばしば2~3個集って上向きにつきます。
似たノアザミは春に咲くので区別できる。
 
クチナガガガンボ複数止まっているのもありました。

ヤマゼリ(山芹)
セリ科ヤマゼリ属、多年草、花期:7月~10月、
葉は、2~3回3出羽状複葉、小葉は卵形で粗い鋸歯がある。
小形の複散形花序に白色の小さな花が開く。
アカヤマアリに似ている虫がいました。

ウインターコスモス(琴姫)
キク科せンダングサ(ビデンス)属、宿根草、メキシコ原産、
鮮やかな黄色の花びらに白い縁が美しい花です。
ハナアブでしょうか止まっていました。

アキノノゲシ(秋の芥子)
キク科アキノゲシ属、1~越年草、花期:8月~11月、
淡黄色で約2cmの頭花は円錐花序につく、花の咲いた後は下の方が膨れ、上部が狭くなる。

余り虫が小さすぎて同定できませんが、ゾウムシの仲間?

10月中に撮ったものですが、これらの虫達ももういなくなっているこもしれません。
虫の声もいつの間にか聴くことがなくなりました。
昆虫の冬の乗り切りかたは、卵、蛹、幼虫、成虫と様々ですが、
成虫で冬を越す、テントウムシやキタキチョウ、ルリタテハ、タテハチョウやシジミチョウの一部は成虫ですので、
12月でも暖かければ見ることができるかもしれませんね。
今回は花の投稿でしたので余談でしたね。
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海の上にも国道がある、佐渡航路カーフェリーの船上にて、

2022-11-01 | 雑記
昨日で10月も終わりです、月を振り返り帰省したことが一番でした。
既に何回か投稿していますが、書き忘れたことがあったと後付けですが
アップしておきます。

佐渡に行くには一般的には船で島に渡ります。
ジエットフォイルかカーフェリーですが、車ですので通常はカーフェリーです。
その船内にこんな看板がありました。
海上でも、国が管理する道路としてフェリー等の交通手段があれば、国道があります。
島国日本ならでは、青森から北海道間や鹿児島沖縄間など、海上国道が認められています。
これらの海上国道は国土交通省によれば、全国に24路線あるという。

新潟航路(新潟港から両津港)の就航カーフェリーは、「ときわ丸」でした。

全長125m、全幅22m、5380t 旅客定員数 1500名、積載台数 乗用車のみの場合168台
カーフェリーは、1日 約7往復(新潟港-両津港) 片道2時間半

新潟港を出る時には、海上保安庁所属の「えちご」巡視船も見かけました。
3100t 長さ105m 幅15m 新潟海上保安部所属

又、航行中にカモメが甲板、デッキから投げる餌に群れ集まっていました。
既に投稿済ですが、

航行途中で行きかう「おけさ丸」

 
 「また来てくれっちゃ」 また来てほしいよとの 佐渡弁です。
古い友達に会ったりすると佐渡弁を話しています。
言葉の最後にちゃがはいるのが特徴です。
よく”佐渡のちゃは飲めないちゃ”と言われていました。

2,3日前には、波浪警報が出てこんなに荒れていた海でしたが、

帰る時には、静かな海に戻っていて、船酔いすることもなくよかったです。

佐渡両津港を後にしました。
        
 またこの景色も暫く見ることがないかなとも、

佐渡の投稿を既に続けて、又これかと思われないかと気にしてました。
花のアップもややマンネリ感が出て来たりして、筆が進みませんでしたので、
気分転換のつもりで、又、佐渡に今度いつ帰れるかもわからないし、
最後かもの気持ちもよぎりこんなものになってしまいました。
10月中に投稿予定でしたが、伸びてしまいました。
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