花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

庭の花木(4月)今年も咲いた、シジミバナ、ハナズオウ、ミツバツツジ他。

2023-04-09 | 自宅の花木
今年も例年通りに花を付けてくれました。
ウンナンオウバイ、ニワザクラ、ハナカイドイウは咲いてくれませんでした。

シジミバナ(蜆花)  別名:エクボバナ、ハゼバナ、コゴメバナ  
バラ科シモツケ属、落葉低木、中国原産、花期:4月、
葉腋から散形花序を出し、3~10個の白花が開き、八重咲きでやや平たい小球状、径8mm位。
 

ミツバツツジ(三葉躑躅)  
ツツジ科ツツジ属、落葉低木、花期:3月~4月、
今はどこを歩いてもピンク色が目立ちます。
葉に先立ち径5cm程の紅紫の色花を1-3個開く、花冠径は、3-4cm、雄しべは5個。


ハナズオウ(花蘇芳)
マメ科ハナズオウ属、中国原産、花期:4月、
葉に先立って花を付ける、花は花柄がなく枝かた直接花を付ける。


ボケ(木瓜) 
バラ科ボケ属、落葉低木、 中国原産、花期:4月、
径2-3cmの5弁花を開く、園芸品種も多く、花の色も色々、八重などもある。

クサボケ(草木瓜)
バラ科ボケ属、落葉低木、花期:3月~5月、ボケよりひと回り小さい。
枝が横に広がって草状に立ち上り、葉が出ると共にオレンジ色の花を咲かせる。

ツバキ・卜半(ボクハン)    別名:月光
ツバキ科ツバキ属 常緑高低木、花期:3月~4月、
濃紅の外弁と、密集した白色の唐子弁(雄しべが小花弁に変形したもの)とのコントラストが美しい。小輪。

ブルーベリー
ツツジ科スノキ属、落葉低木、北米原産、花期:4月~5月、果樹です。
釣鐘型の白い花を咲かせ、その果実が濃い青紫色に熟すことからブルーベリーの名がつきました。
我が家には3種類植えてあるが、沢山の実を付けてくれるので、ブルーベリージャムにしている。


ナツグミ(夏茱萸)
グミ科グミ属、落葉低木、花期:4月~5月、6月頃に赤く果実が熟す。
名は、夏に実が熟す、トゲのある木の実の説がある。
似たグミにトウグミがあるが、これはトゲがない茱萸です。
ルーペで見て、葉の表に鱗状毛があれば、ナツグミ、星状毛が有れば、トウグミ。

▼ムベ(郁子)
アケビ科ムベ属、蔓性、花期:4月~5月、雌雄同株。
葉は互生。掌状複葉で、小葉が5〜7個ある。小葉は長さ5〜10cm、幅2〜4cmの楕円形。
花は下向きに咲き、内面には単紅紫色の筋がある。花には花弁はなく、
花弁に見えていたのは萼片で6個(2列に並ぶ、外側3個は披針形、内側3個は線形)。
雄花 雄しべが6本。(中央にかたまっている) 右:雌花 3個の子房がある。 

ヤマブキ(山吹)
バラ科ヤマブキ属、落葉低木、花期:4月~5月、
径3-4cmの黄色5弁の花を、前年生枝の各葉腋に短枝を伸ばして1個咲かせます。


月並みなものばかりですが例年通りの投稿です。
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今年の春も、桜三昧でした。

2023-04-07 | 花木の写真
数日前に家にいても山桜の花びらチラチラと舞っていましたが、
家の周辺でもとうとう桜の花のシーズンも終わりです。

サクラは日本人にとって、特別な意味を持つ花です。
サクラは、もともと大衆に愛されてきた花だが、国の花とされた根拠の一つに
本居宣長の「敷島の大和心を人問わば朝日ににほふ山桜花」と
日本精神の象徴であると解釈されたようです。
*にほふは、花の匂いでなく、色が美しく輝き、照り映えるの意味です。
また、サクラと言えばたいていの学校にサクラの木が植えてありました。
明治政府はサクラのパッと散る散り際の美しさに目を向けて、”いさぎよく散る”を
軍人精神の象徴として、陸軍を中心の兵舎に植え、軍国主義が学校に及ぶにつれ、
校庭に植えて、”この花のように、いざという時にはお国の為に散れ”と
教え込んだとか。
実は日本の国花は定められていないのです。
ただ、昔から親しみがあって、これこそ日本を代表する花、と
認められている花が桜と菊です。
(国花は、国により法律で定められている物もあれば、
昔からの歴史的な慣習で国の花と認識されている物までさまざまです。)

前置きが長くなりましたが、
サクラの下で花見や宴会をやるなどは遠い昔の話になります、今では近所に咲いている
花を遠くから眺めてしみじみと春の桜はいいなぁと癒されました。

サクラ(桜)
バラ科サクラ属の落葉広葉樹の総称。
サクラは、主に北半球の温帯に広範囲に自生している。
歴史的に日本文化に馴染みの深い植物であり、その変異しやすい特質から
特に日本で花見目的に多くの栽培品種が作出されてきた。
このうち観賞用として最も多く植えられているのがソメイヨシノです。

人混みを避けて4/2の滝山城址桜祭り前に出掛けてみました。(3/29)
中の丸からの眺望です。
中程に流れる多摩川、そして拝島方面の街並みを眺める。

広場に仮設舞台の骨組みのみ。
                右側の瓦屋根の建物は旧滝山山荘跡です。
 本丸址側から戻り反対側に大池址の桜があります。 
道中の山桜


お寺(長江寺)に桜は良く似合う。

畑の中程にある見る人もない枝垂桜。

赤と白、何か田舎を思わせる構図でした。


萌黄色の山にも山桜が多く見られます。

4月に入り桜も散り始めました。白く見えるのは散った花びらです。

桜の華やかな雰囲気が届けられなくて投稿を躊躇しましたが、これも年中行事と思い
投稿しました。
桜も又来シーズンまでお預けですね。
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庭の花、春の野草花、キバナカタクリ、イチリンソウ、ニリンソウ、他。

2023-04-06 | 自宅の花
庭の花から野草花、雑草などから幾つか選んでみました。

キバナカタクリ(黄花片栗)   別名:セイヨウカタクリ、アメリカカタクリ
ユリ科カタクリ属、多年草、花期:3月~4月、
アメリカやカナダの山地に自生するカタクリで、にほんには園芸用として持ち込まれた。

イチリンソウ(一輪草)
キンポウゲ科イチリンソウ属、多年草、花期:4月~5月、
先端に径4cm程の白い花びら状の萼片が5~6個、薄紫を帯びることある。
右:イチリンソウが2つ並んでニリンソウと間違われそうです。
花の大きさと葉の形で見分けます。
 

 ▼ニリンソウ(二輪草)
キンポウゲ科イチリンソウ属、多年草、花期:4月~5月、林の縁や土手に生える。
しばしば群落をつくる。葉は3全裂し、側裂片は更に深く2列する。
庭には、雑多にあちこちにパラパラと咲いている。
写真の葉の部分には、ヒトリシズカ、ミヤコワスレ等の葉が入り混じっています。
ニリンソウと言っても三輪咲きのものもあります。
ヤエヒメニリンソウ


シラユキゲシ(白雪芥子)
ケシ科シラユキゲシ属、中国原産、花期:4月~5月、
一茎に数輪の小さな4弁の白花を咲かせます。花弁の直径4cm前後。
花より大きな葉は、蕗に似たハート形をしており、葉縁は緩やかに波打っています。
 

ムサシアブミ(武蔵鐙)
サトイモ科テンナンショウ属、多年草、花期:3月~5月、
偽茎は淡緑色で直立し、葉柄より短い葉は2枚、小葉は3枚で、仏炎苞は暗紫色で隆起する白いすじがある。
和名の武蔵鐙は、仏炎苞の形を鐙に例えたもの。
雌雄異株(雄株が多い)ですが、花は仏炎苞につつまれ、肉穂花序の下部にあって外部からは見えない。
半月以上前は、丁度けもの道(狸他)に生えてきたので棒を立てて芽を踏まれないようにした。


アジュガ  別名:セイヨウジュウニヒトエ、セイヨウキランソウ
シソ科キランソウ(アジュガ)属、多年草、花期:4月~5月、
日本に自生するジューニヒトエやキランソウなどと同じ仲間です。
よくあるのは、ヨーロッパ原産の本種で、匍匐茎で繁殖し、ロゼット状の葉が
地表を覆う、塔状に伸びた花茎に鐘形をした青紫の小花を密に咲かせる。
庭に植えたらはびこって困る植物の一つです。


シャガ(射干)   別名:コチョウカ(胡蝶花)  
アヤメ科アヤメ属、多年草、 花期:4月~5月、
木陰などやや湿った所に群生する。中国原産の植物で古くから日本に渡来し、
これが野生化したと言われている。
白地に青い斑点が入る花を多数咲かせます。
家の周りの藪にまみれて咲いています。

野草と言えばスミレやミツバツチグリ等も生えてきていますが割愛します。
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春の野草花、シロヤブケマン、キケマン、ジュニヒトエ、他。

2023-04-05 | 野草(花)
春の野草花も多く咲き出しています。
暫くは花の投稿には困りません。多くの花に癒されています。

ムラサキケマン(紫華鬘)
ケシ科キケマン属、越年草、花期:4月~6月、やや湿った所にに生える。
既に投稿済ですが、白色があったのでの投稿でs。
 
シロヤブケマン 
先端に紫色があっての白花をシロヤブケマン

セリバヒエンソウ   キンポウゲ科オオヒエンソウ属、
セリバヒエンソウと言えば花色は青ですが、白花を見ましたので再度投稿です。
花は、小花で面白い形と思いますが、繁殖力が強く、有毒草です。


キケマン(黄華鬘)
ケシ科キケマン属、越年草、花期:4月~5月、
花は総状花序につき、黄色、長さ15〜20mm。苞は披針形。
果実は長さ約3cmで種子が2列に並んでいる。
葉は粉白色を帯び、数回羽状に深く裂ける。

キランソウ(金瘡小草)  別名:ジゴクノカマノフタ 
シソ科キランソウ属、多年草、花期:3月~5月、別名:ジゴクノカマノフタ
野や低い山の道端で見かける雑草で、葉を四方に張り出して地面に張り付き、
葉腋から濃紫色の花を2,3個ずつつける。
全体に縮れた毛がある。
この草だけはどんなに風が吹いてもびくともしないのことから別名がついた。

ジューニヒトエ(十二単)
シソ科キランソウ属、多年草、花期:4月~5月、
穂状花序で、小さな青紫色ないし白い唇形の花を輪生させる。 花は幾重にも重なって咲く。
花が幾重にも重なって咲く様子を、女官の装束に見立てた名。

ラショウモンカズラ(羅生門蔓) 
シソ科ラショウモンカズラ属 多年草 花期:4月~5月
名の由来は、ツルのように伸びた茎がカズラのようであるのと、平安時代の武将、
渡辺綱が羅生門で切り落とした鬼女の腕に花の形が似ていることから 。
花は葉の脇に同じ方を向いてついており、青紫色で唇型の花が咲きます。花のサイズは4cm~5cm。

タンポポ(蒲公英)
キク科タンポポ属、多年草、花期:3月~5月、
タンポポハ、キク科タンポポ属の総称で、カントウタンポポ、カンサイタンポポ等ある。
草丈は15センチメートル (cm) 内外で、花は一般に黄色であるが、白花もある
殆ど見かけるのはヨーロッパ原産のセイヨウタンポポですが、
近所のある場所には多くのカントウタンポポを生えています。
左:セイヨウタンポポ 総苞が外側に反り返る。 右:総苞が反り返らずカントウタンポポ。 

カンサイタンポポは、セイヨウタンポポに比べて頭花が小さく、小花の数が少ない。
総苞外片は反り返らず、角状突起はほとんどない。 

 ▼ハルジオン(春紫苑)
キク科ムカシヨモギ属、越年草、北米原産の帰化植物、花期:4月~6月、
春の野にはどこにでも蔓延っている、
花は白だが蕾は赤味を帯びて下を向いてうなだれているのが特徴です。
 
咲いている花が多く何を載せるか困りますが、少しずつでも雑になりますが、
載せていければと考えています。 
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庭の花、春の園芸種からチューリップ、アネモネ、ネモフィラ、他。

2023-04-03 | 自宅の花
庭の花もどんどん咲く花が違ってきています。
園芸種を中心に一部を載せておきます。

春の定番のチューリップ
チューリップ    ユリ科チューリップ属 多年草 花期:4月、
 

アリウム(トリケトラム)/ミツカドネギ
ネギ(ヒガンバナ、ユリ)科ネギ属、多年草、地中海沿岸原産、花期:4月~5月、
花茎の断面は三角形で、ミツカドネギの名前の由来です。
 

ツルハナシノブ
ハナシノブ科クサキョウチクトウ属、北米原産、常緑多年草、花期:4月~5月、
あちこちに広がって咲いています。
 

アネモネ(和名:牡丹一華)
キンポウゲ科  地中海沿岸原産、花期:3月~5月、
原種に近いアネモネ。発色の良い花を次々と咲かせます。


ナルキッスス・バルボコディウム   別名:ペチコートスイセン、原種スイセン、 
ヒガンバナ科スイセン(ナルキッスス)属、多年草、地中海沿岸原産、花期:1月~4月、
早春のころには花冠の広がった黄色いペチコートのような花を、1茎に1花開きます。
 

ネモフィラ      別名:ルリカラクサ(瑠璃唐草)
ムラサキ(ハゼリソウ)科ネモフィラ属、1年草、北米西部原産、花期:3月~5月、
ネモフィラは、ネモフィラ属の総称、多くの仲間がある。


レウイシア・コチドレン
スベリヒユ科レウイシア属、多年草、花期:4月~6月、コチドレンは常緑性。
堅く肉厚の多肉植物のような葉をロゼット状に広げて、春に葉のつけ根に花芽をつけます。
今年は花が寂しくなりました。

ムスカリ    別名:グレープヒアシンス
キジカクシ科ムスカリ属、多年草、地中海沿岸原産、花期:3月~5月、
丸い壺形の小花が、ブドウの房のように密集して咲く様子も愛嬌があります。

ワスレナグサ(勿忘草、忘れな草)
ラサキ科ワスレナグサ属、1年草、花期:4月~5月、開花期が長い。

次は庭の花は野草中心に投稿予定です。
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モクレンの仲間、

2023-04-02 | 花木の写真
ハクモクレンの花はどこでもよく見ますが、
私の近所では1ヶ所のみキバナモクレンが庭に咲いています。

キバナモクレン(黄花木蓮)   別名:キモクレン、マグノリア・エリザベス
モクレン科モクレン属 落葉高木 北米原産 花期:3月~4月
芳香のある淡黄色の花をつける。
ハクモクレンとマグノリア・アクミナータの交配種です 。
モクレンは中国原産ですが、キバナモクレンは、北アメリカ原産の園芸品種の植物です。


モクレン(木蓮)   別名:シモクレン(紫木蓮)
モクレン科モクレン属 落葉低木 中国原産 花期:3月~4月
葉に先立って枝先に暗赤紫色の大型の花を開く。花弁6個、長さ5-13cmほど。

外側が紅紫色で内側は白色の花を咲かせます。
最もピンク色したモクレンもあったはずですが、咲き終わったか見当たらず。

赤花モクレン マグノリア・バルカン
バルカンは花びらの表も赤色です。 バルカンは、キャンベリイとシモクレンの交配種 
バルカンは丸みを帯びた花弁で、セミダブルの花形も美しいです。

*ハクモクレンとコブシは、3/22に白い花が咲く木々に載せましたので割愛します。

シデコブシ(幣辛夷)    別名:ヒメコブシ
モクレン科モクレン属、落葉小高木、花期:3月~4月、
花びらが注連縄などに使われるシデ(四手/紙垂)に似ることからシデコブシと名付けられた。
コブシよりも花びらが細長くて数が多いのが特徴。
通常は花びらが12~18枚ほどある。 
花には微香があり、色は白が普通だが個体差が見られ、薄紅色のものもある。

もっとピンク色の花を探したかったですが、間にあいませんでした。
何を載せたらよいのかまとまりがつきませんでした。
これからもマイペースでの投稿になります。
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