毎晩、鹿が畑へ侵入し、大根やターサイなどを齧っているので、今日は思い切って再び、ひそかにこころをステイさせようと思っていました、
ついこころに、一片が2千円のガムのような、固いようかんのような犬の食べ物を買い与えて、鹿番を頼むことにしていました。
彼女は短時間にすべて食べてしまっていましたが、しょうがないなあと思ってみていました。
さあ、畑から彼女を置いて帰る時、またいつもの言葉がけ、お留守番たのむわね。お仕事にいってくるからね、でした。
おいて帰る心苦しさを振り切ってかえってきました。
夕食後、荷物を届ける方と共に、なんだか聞いたことのある犬の鳴き声がするので玄関に出ると、なんと犬のこころです。
配達人も暗くて、褐色のこころがわからず、吠えられてびっくりしたとのことでした。
思いがけず、長いひもを下げて家に戻ってきました。
いつも車に乗せて畑に行くのに、歩いて帰ってきました。
こんな時は、愛しさが倍増です。
こころの布団に収まって、幸せそうな顔。
ああ、よかった!
無事に帰ってきてくれて。
お帰りなさい!でした。
彼女もしっかり我が家の娘のような存在になっているのです。
二千円のおやつを短時間のうちに平らげられたけれど、しょうがないわ。。。。。
今夜も鹿は、邪魔犬もいないので、好きなように、大根などを食べてくれているでしょう。
あーあーですが、こころの安堵した寝顔を見てると、ああーよかったと思う夜でした。