朝5時半近く、山のシルエットをくっきり映し出し、東の空には、大きな星一つ。
玄関先の柿の木からは上に明るい月。
東の空が明らんで、もうすぐお日さんが顔を出すはず。ゆっくりと明けてきます。
ゆったりした時間、モーニングコーヒの時間です。
星、月、太陽が揃う秋の朝です。
秋になると、自然と目が空に向かい、自然の広さに見とれてしまいます。
ほんのちょっぴりおばあさんでもおセンチになれる時間です。
みるみる外は、明るくなってきました。
我家は村の中央部にに、山と山の中間部に位置しているので、空の観察が容易なのが幸運です。
これからは、ゆっくり秋の空観察を楽しみたい。。。。。
ゆっくり考えているのは、今だけで、また日が昇れば忙しく、一往復一時間の畑作りです。
一日仕事になります。
母は、せっせといろんな種を落としていきます。
私の畑では、エンダイブのタネが落ちて、しっかりいい若苗が見えます。
私はこれを移植して、エンダイブを作ります。
これはイタリアタネなので、固定種です。
綺麗な花を咲かせ、雑草の中でたくましく生きています。
こんなささやかな発見がこんなにうれしいなんて、ずっと畑にいるからの楽しみです。
こんな楽しみがあるから、農作業もやれるのだと思います。
69才、最後の秋の一時の思いです。
70才になればどんな想いになるのでしょうか?