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12日 大徳寺、船岡山、十二坊蓮臺寺と歩いた猛暑日だより

2020-08-12 15:39:12 | sanpo
 きょうは午後は一雨来そうな予報なので、傘を持って余り遠出はせずに歩いて来ました。
近場の散歩ですが、このコースは今の季節はあまり花が見られないコースです。
なので、きょうは石垣流生け花の家元に御登場頂きました。

 石垣流生け花の最初は、京都府立盲学校幼小中学部の石垣から。

石垣を飾るのは、ビンボウカズラ ( ヤブガラシ ) 。

 この後は弧蓬庵坂を下り今宮神社を覗きましたが、撮る物がありません。
一応、ムクゲが咲いてはいますが、今年は花が貧相で、我が家のムクゲの方が立派です。
今宮神社を東へ抜け、大徳寺へ。

 石垣流第二弾は、大徳寺の修行道場の石垣から。

右の蔓はビンボウカズラの様ですが、左の蔓は不明です。

 大徳寺は塔頭の高桐院を覗きましたが、相変わらずコロナがらみで拝観休止が続いています。
で、高桐院竹林の東側にある溝の石垣から


これも、二枚ともに何の蔓かは不明です。
石垣流家元には、ここでご退場願います。

 高桐院から芳春院への通路へ歩き、咲き始めていたサルスベリを。

一番高いサルスベリが咲き出しています。
手が届く高さのサルスベリはこれからの咲き出しです。

 大徳寺は炎天下の散歩になりましたが、きょうは観光客らしき人は15名ほどの姿が見られました。
盆がらみの墓参りの人にが結構いるかな?と思っていましたが、きょうはそれらしき人は一人も見かけず。

 大徳寺を出て建勲神社の階段登りへ歩き、110段ほどの階段を登って船岡山へ廻りましたが、
先日、船岡山への階段の半分を土砂で埋めてスロープにしてありました。
車いす用のスロープを作るのかな?と思っていましたが、そうでは無くて境内南側斜面の樹を大量に切り倒したので ( 台風で倒れたものもあります ) 、その樹を搬出するための運搬車を通すためのスロープでした。
ちょっとガッカリです。 ( 今は土砂は取り除かれ、元の階段になっています。 )

 船岡山へ回って見かけたタチツボスミレの種。

右の茶色の莢に種が残っているかなと思いましたが、もう種は落した後の様です。
左の緑のものはこれから種が熟し、右の状態に移行していきます。
種を落す前の所に出くわすと良いのですが、中々ピッタリの時には行き会えません。

 船岡山を下り、千本通りを下がって十二坊蓮臺寺へ。

庫裏入り口前の芙蓉 が見頃?

 寺務所前の植え込みではキブネギクも見頃になって来ています。

植物園でも咲き出していましたが、これか暫く見頃が続きます。

 昨日、立本寺や地蔵院のお墓のネタを書きましたが、ここ十二坊には定朝のお墓がある様です。
Wikipediaによると、
「は平安時代後期に活躍した仏師。寄木造技法の完成者とされる。」とあります。
随分と古い年代の話になりますが、近い所で言えば文化人類学者で京大名誉教授の今西錦司氏のお墓もここにある様です。 ( 葬儀がここでしたので、お墓も多分・・・・・ここかと )

 十二坊のムクゲも花数が減って貧相になって来ましたので、帰り着いた我が家の鉢植えを。

品種名は不明です。 ( 今度、植物園へ出かけた折に忘れなければ名前を調べてみようと思います ) 。

 我が家の鉢植えからもう一枚で、ラージホワイト。

こちらはしっかり名前を覚えています。

 以上、12日の散歩は、大徳寺、船岡山、十二坊蓮臺寺と歩いた猛暑日だより散歩でした。

 今は15時20分を回っていますが、いまだに降り出す気配がありません。
この分なら御所まででも歩けましたね。
 
 果たしてこの後一雨降ってくれるのか?
ちょっと強めに降ってくれれば多少は涼しくなるのにと思っていますが・・・・・・

 光復香港、時代革命
 
カメラ Panasonic LUMIX DMC-GX8
レンズ Olympus M,ZUIKO ED60mm F2.8 Macro

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