9日の散歩 ( 御所往復で、妙蓮寺、雨宝院の紫陽花など )

　「午後には雨も上がって、天気は回復傾向」という天気予報を信じて、きょうは御所まで歩いて来ました。
日頃、もっとうなるものは持ち合わせない小舎主ですが、唯一のもっとうが、
「飯は食える時に食っておけ」と言うもの。
少しだけ拡大解釈して、「御所へは行ける時に行っておけ」と言う気分になり、きょう出かけてきました。
曇りながら、降らないというのは有り難い。

　行きがけの駄賃は久し振りに妙蓮寺。

ここも境内に数株の紫陽花がみられます。
その中から、手毬咲きを一枚。

　本堂裏に廻って、ガクアジサイも一枚。

この花は、午前中降っていた雨の水滴がたくさん残っています。
中央の真花は、まだ蕾が多い状態で、ガク部分の真花に良く咲いている物がありました。

　妙蓮寺から堀川を越えて、上立売りに回って東進。烏丸通りを越えると相国寺。
放生池の蓮を見て来ましたが、遠くに蕾が一つ見えている程度。
手前の鉢はまだまだこれからの話です。

　御所へは今出川御門から入り、西に歩いて児童公園へ。
児童公園の東にガクアジサイが植えて有りますが、ここは色付きもまだこれからの株が多い。

　児童公園から御所の西側の木立の中を南下。

中立売駐車場横の木立の中を通る遊歩道。
皆が歩くので勝手に出来た遊歩道ですね。こうして見ると散歩には持って来いの場所だと思えます。

　この後は、出水の小川近くへ紫陽花を見に行くと、早めに咲き出していた花は皆切り取られてしまっています。
残っているのは小振りな花だけで、色付きもこれから。切り取られた後がスカスカで悲惨な状態です。
切り取った人は花を愛でるつもりかも知れませんが、あきらかに間違っていますね。
公共の場ですので、「とって良いのは写真だけ、残して良いのは・・・・」が常識かと思います。

　などと、ボヤいているとすぐ近くに別の花が咲き出していました。

その花びらに着いた水滴。

　花は――――、そうですね、梔子の花です。

もちろん雨上がりでも良い匂いを漂わせていました。

　御所からの帰りは例によって堀川一条の彫り物見物。

はい、しっかりと一匹増えて、猫が四匹になっていました。
今週出て来ていたのは左から二番目、中央左の猫です。
左右、箱座りの猫も良いですが、きょうの猫も猫らしいですね。

　一条通りから堀川通りを越えて大宮通を上がっていると・・・・・

鉢植えですが、花菖蒲？が。
ここは季節季節の花が店の前に並ぶ所です。きょうはやけに目を引きましたので撮ってきました。

　帰りの駄賃に寄ったのは雨宝院。

庭七竈はもう終わり。ただ、まだ蕾の物があるので、また咲くかもしれませんが？？？
で、雨宝院からはガクアジサイを一枚。

　境内では半夏生も葉が白くなって来ているので、後日に花を撮れるかもしれません。

　と言う事で、家まで帰ってきた所で、お向かいさんの紫陽花を一枚。

この紫陽花は、よその家の紫陽花ながら、毎年小舎主を楽しまさせてくれる紫陽花です。

　以上9日の散歩は雨上りの中の御所往復でした。

カメラ SONY　α77
レンズ TAMRON SP 60mm F2.0 MACRO

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