どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

硫黄島からの手紙

2007年04月24日 17時37分13秒 | DVD・Blu-ray
C.イーストウッド監督、凄い映画を創り上げましたねぇ…。洋画とは思えない内容でした。映っているモノと言い、音楽と言い、変な演出をされた"日本"はほとんど感じられません(小道具に微妙なモノはいくつかありましたけど(^_^;)。十全なリサーチと、配慮と、リスペクトを持って制作に臨んだ姿勢が伝わりました。監督と制作関係者に拍手を送りたい気分です(^_^)

また一本の映画として観た場合、ここまで米軍の視点が一切無い米国製映画も初めてじゃないでしょうか?凄く割り切った造りになってます。まぁもう一本とワンセット造るってことで企画も通せたと思いますが…。

内容への感想ですが、助演(?)の二宮クン、良い演技してましたねぇ。主役と言っても良いくらいだったと思います。まぁちょっと言動に今っぽい若者風な感じがありましたけど、仕方ないのかもしれません。当時の兵士の心情は私の世代でさえ判らないことだらけなんですから…。戦陣訓の教えもコワイですが、投降しても無事な保証もない。もしこんな戦場に身をおいたら、自分ならどんな行動を取るかなんて想像もできません…。

ただちょっと物足りないのは、40日間にも及ぶ長期戦の感じが薄かったことです。一週間程度の戦闘にしか見えず、長期戦に見られる苦しみがあまり出ていなかった。飯を食ってるシーンも結構あったので、飢餓感が伝わりませんでした。実際の事はあまり知ってるワケではないんですが…。

まぁ全体的に、戦争について、日本人として、いろいろ考えさせられた映画です。これを自国で創れない悔しさもちょっぴり感じました。

まさに…!

2007年04月24日 14時14分48秒 | その他
その通り!という意見と記事です。

誰のためのデジタル放送か?
コピーガードは時代の逆行でしかないと思います。

ネット選挙、解禁へ機運 政見放送流出…政党も議論本腰
外山恒一氏の政見放送は私も勿論楽しませてもらいましたが(^_^;、これからの時代、ネットを活用するのは当たり前だと思います。


両者に共通するのは、デジタル技術への恐れやアレルギーでしょう。従来の既得権者が困ってしまうからです。鎖国意識はもうやめてもらいたいモノですね。抵抗できるのも時間の問題とも言えますけど。