どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

デジタル時代の厳しさと切なさと

2008年04月17日 14時36分35秒 | 話題
ビクターが国内でのテレビ製造事業を撤退するんだとか…。



最近この手の撤退・縮小などのニュースが多く、見聞きする方も変に慣れてきてしまってますが、考えてみると大きなことですよねぇ…。ブラウン管時代は花形産業だったと思いますし、家具調のテレビの上に、ビクター犬の置物が飾ってある家なんてのもよく見た気がします。

それが、液晶の時代となり、デジタルが主流の現在、他社との差別化も難しくなり、利幅も少なくなりで、どのメーカーにとっても厳しい状況になってる事は確かです。何十年も主流できた「名門」も21世紀に入ったこの数年で弱体化していく様は、端で見ていても辛いモノがありますね。ちょっと前にテレビのドキュメンタリーだかニュースだかで、ビクターが経費節約のために、様々な工夫をし、工場なんかも自前の製造システムを構築してやり繰りしているのを見ましたけど、涙ぐましい努力もここで潰えてしまったってことなんでしょうかねぇ…。

このニュースを見て、なんだか寂しい気持ちになってしまいました。