ラセター氏に思う

そんなに気温は高くないけど、ムワーっとした不快な空気(^_^;


ディズニーに返り咲いたラセター氏。


ディズニーとピクサーの制作概念にツッコミを入れていますねぇ。「作品作りの主導権が首脳部にあり、企画は役員の意見の寄せ集めで、監督は彼らの口出しに右往左往」、これって未だに旧態依然としている日本の社会そのものじゃ…(´Д`;)

成功体験に奢っていると、いつの間にか動脈硬化のような状態に陥り、気づいたときには手遅れになっている。SONYをはじめとする日本の大手企業もすっかりこの病気にかかってしまっているんですよね。大組織な企業病。誰も責任を取りたがらない、烏合の衆、船頭多くして船山に上る…。

ラセター氏が乗り込んできた成果は、その作品１カットを見ただけでわかりますしね。その他の記事でも「アニメバブルが崩壊？」だの「ネットでの動画配信サービス不振」だの目に付いた日でしたが、根本は同じではないかと。著作権を振りかざし、何も変わろうとしない既得権益を持つモノが頑迷に踏ん張っている内は何をやっても衰退の一途でしかないと思いますね。iTSで日本のアニメが米国で配信されているのを見ると悲しくなります。