どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

映画館のハシゴ

2013年07月21日 15時11分53秒 | アニメ
昨日の続きとなりますが?。

まずは「Short Peace」。


一言で言うと食い足りないと言うか物足りないという印象でした(^_^;

OPプラス4本のオムニバスで、計65分はちょっと短すぎるなぁと。

中でも一番の注目作は「火要慎」?これTVの紹介番組でほとんど見せちゃってる感じがしました(´д`)

なので、ラストは「え?コレで終わりなの?」みたいなポカーンな気分に(笑)

そしてトリ作品の「武器よさらば」。

メカ描写は凄いの一言。さすがカトキハジメ!って感じなんですけど、それ以上の何かを感じることができませんでした。

うーん?短編だからこんな感じでアクションとメカに徹底するってのはアリだと思うんですが、なんかイマイチ物足りないなぁと。

あと、作品内容とは別に気になったのは客の入り。

初日の夕方時間帯でしたが、半分も埋まってないガラガラ状態。

大友克洋の看板も弱くなってるのかなぁとか、ジブリ作品と初日が被ったのは大きいのかもとか思いましたが?。

でもまぁ?大友の名前で惹きつけられるのは40代以上なのかもしれませんねぇ?。

でお次は「風立ちぬ」。


いや~これはこれは?良い意味で期待を裏切られました(^_^;

こんなに感情的というか、感傷的な宮崎アニメは初めてかも(*^o^*)

様々なインタビューでも語られていますが、これは彼の矛盾のカタマリな作品です。

反戦と兵器好きの相克と葛藤!!

大好きな戦闘機で、存分に戦闘シーンを描きたいはずなのに、封印している禁欲感もたまりませんです(*^o^*)

堀越二郎と菜穂子のラブストーリーの絡め方に強引というか、馴染めていないものを感じましたが、まぁそれはそれで良しなのかなと。

正直「ポニョ」で行くとこまで行っちゃった感があって、ウンザリとした気持ちでいましたが、本作で見直した気分になりましたよ(^_^)

二郎と演じた庵野さんも、違和感ありましたが、ちょっと変わった人を表現するには良い効果があったのかもしれません。

「耳をすませば」でお父さんを演じた立花隆さんとソックリだなぁと思いました(笑)

最後に、この作品一言で言えば、キスとタバコという印象でしたね(^_^)