どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

過密する群集の怖さ

2022年10月31日 18時55分00秒 | 事件・事故・災害
日本でも何度となく混み合う駅や祭などで繰り返されてきたが...。

150人以上もの死者とは...想像を絶してしまう。

写真や動画で現地の様子も見たけど、身動きできない上に、波状的に圧力が人々を襲う。

1平方メートルあたり10人以上の密度になると、どうにもならない状態になるらしい。

何百人もの過密の中、身動き取れない状態において、たった1人が倒れただけで穴が空いたようになり、そこを中心にして波紋のように転倒が拡がっていく...事故のテクノロジーをTVで解説していたが、そうなると個々の抵抗や努力などは無意味になる。

通学・通勤していた時、山手線で味わった超過密状態の満員電車を思い出したが、度を超すと床や地面から足が浮いてしまい、身を任せるしかなくなってしまうのだ。

韓国での事故は、坂になっている細い路地で、いかにも危険な感じがする地形。

今夜はハロウィン当夜で、もっとも盛んな状態が予想される日だが、多少は冷や水効果で渋谷も落ち着いてほしいものだ。

それにしても報道その他で「将棋倒し」という言葉を使っていないことに気づいた。

「転倒事故」だとか「群集雪崩」と言った言葉に置き換えられている。

調べてみると、10年以上も前に日本将棋連盟の会長が、「将棋」のイメージが悪くなるから報道で使わないでくれと抗議していたとか...。

「将棋倒し」でイメージ悪くなるもんかね?

じゃあ「ドミノ倒し」ってのは?協会あるみたいだし、ピザなんかでも有名だが、抗議はしてないようだ。

将棋連盟の考え方だと、ピザのイメージも悪くなっちゃうね?

事故とは関係ない話しだが、あまりにバカバカしくて呆れてしまった。