どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

光る君へ

2024年12月22日 18時50分00秒 | 話題
最終回の放映から丸一週間が経った。

今日はもう何もなく、ロス感がハンパない...(´д`)

それだけ素晴らしい作品だった。

終わり方も「ターミネーター」のサラ・コナーさながら「嵐がくるわ...」とつぶやき、さらに一歩踏みだそうとするまひろの姿...あまりに意表を突かれて、しばし呆然。

以後、血を血であがなう戦乱の時代を匂わせる凄いラストだった...。

平安時代、恋愛描写、日常系っぽいドラマ運びと、何から何まで新鮮で毎回ワクワクして楽しめた(^_^)

そんなロスの気持ちを多少なりとも癒してくれる本が絶妙なタイミングで出版された。

題して「矢部太郎の光る君絵」。

大河ドラマの関連本は数多く出ているが、これは出色の出来。

作者はドラマの最初から最後の最後まで、まひろに付き従う乙丸役・矢部太郎さんだ。

出演者自ら毎回SNSにイラストを投稿したものを一冊にまとめたもの。

こうしてまとめて見ると、平安時代に記録された書物の一冊ではないかと錯覚してしまうのだ。

実在した従者乙丸が矢部さんに憑依して描かせたのではないかという印象。

ぼやけた淡彩の絵ほど、リアルに感じでしまう...。

書き下ろされたドラマ制作の裏エピソードも良い。

ドラマにハマった人は購入して損はない一冊だろう。