どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

この世界の片隅に、68回目鑑賞+

2019年05月11日 22時10分00秒 | 映画
シネマ・チュプキ・タバタにて、こうの史代原作映画2本やるってんで、行ってきました(^_^)

ここでの鑑賞は11ヶ月ぶり「この世界の片隅に」では1年と1ヶ月ぶり...もうそんなになるのか...。

今回はなんといっても「夕凪の街 桜の国」、映画館のスクリーンで観るのは初となりますので。

「この世界の片隅に」とのカップリング鑑賞も嬉しいところです(^_^)

「夕凪の街 桜の国」はDVD観た時の印象の通りなんですけど、音響面で格別だったなと。特に強調された重低音とかではないんですが、澄み切った...ピュアというか...人の声と劇伴のバランスが良くて、とても聞き取りやすい感じ。

残念なのは...これは仕方ないのかもしれないのですが、映像がDVDレベルだったことですね。フィルム映写機のないミニシアターだからだと思うんですが、上映用のDCPは存在してないってことなんでしょうか。

内容とは別なんですが、良い作品なだけにちょっと哀しかったです...。

それは差し引いても、作品自体の持つ力はスクリーンで発揮されてましたね(^_^) 主演二人の麻生久美子さんと田中麗奈さんはイメージぴったりで、原作のテイストを大事にし、映画独自のアレンジもとても良い。

後半での七波が過去の世界にタイムスリップしたかのような演出には毎回グッときてしまうけど、スクリーンではさらに強めに感じとれました。

そうそう!この作品にはリニューアル前の平和記念資料館の内部も映し出されているんですよね。賛否のあった被曝人形も撤去されてしまいましたが、以前の様子がうかがえる意味でも貴重な作品だと改めて思いました。

やはり映画館で観るべき価値のある作品だと!

そして続けて「この世界の片隅に」。

ロビーには水口マネージャーさんと、菜の花なんさんもいらっしゃって、チラシ配りなど相変わらずの活動をされていました。

お手製のオリジナルイラストポスカまで頂いちゃいまして...この方々にはファンとして本当に頭が下がるばかりです...(´д`)

そして久々の重低音サウンドでの鑑賞...やはり素晴らしかった...気流や空気振動まで感じとれるハイクオリティは、なんど体験しても感動してしまう...まだまだ先のことでしょうが、ここで観る新編「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」は更に凄いことになりそうです。

今回もアッと言う間に時間が過ぎて、外は夕暮れに...。

気持ちよく鑑賞を終え、帰宅した次第(^_^)

さて「夕凪の街 桜の国」DVDのメイキング特典映像でも見ましょうかね(*^o^*)




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