その第一巻を(^_^)
先日NHK・Eテレで放送された「こころの時代〜宗教・人生〜」に出演された安彦さん。
その中で紹介され、作品の存在を知った次第(^_^;
実に不自由ですね。結末わかってるわけだから...大きな意味でのね。だからどこの部分をどうやって切り取って話しにするのかっていうことですけどね。不自由さの中で話しを紡ぎ出すしじゃないわけで。でもそれも魅力なんじゃないかなっていうのは思ってるんですけどね。どうにでもできるっていうのは、とても楽しそうで実はつまらないんじゃないかって気がするんですね。
やっぱりあの...浮かばれなかった人たちなんていうと、すげえ大げさな話になっちゃうけど、浮かばれなかった人たちがすげえいると思うんですね。それをどうこうってことはとても言えないんだけど。ただ浮かばれなかった人たちがすっごくいるんだよなっていうことに気づくだけでも良いんじゃないだろうかっていう気がする。
安彦さんのコメントは、この作品だけではなく、これまで自身が手がけてきた歴史物すべてに対する感慨かと思われますが、「乾と巽」も表の記録としての歴史の裏で、もがき苦しみ、それでも強く命の火をともし...そして名も残さずかき消されていく人々を面白く、そして哀切の視線で描く作風にいつも引き込まれてしまいます。
タイトルであり、主人公二人の名前でもある「乾(いぬい)」と「巽(たつみ)」は東洋の方位である八卦において、北西と南東という正反対に位置する名称です。
そして「乾」は天を、「巽」は風の象徴。人物の職業は軍人と記者...彼らが織りなす物語はいかなるものか...装甲列車の戦闘シーンから始まる描写は重厚そのものです。
大正時代のシベリア出兵...その史実についてもあまり詳しくは知りませんが、「最後の長編連載」作品とのことで...独特の取っつきにくさもあるんですけどね(^_^;...まぁ、じっくりと味わいたいと思います(^_^)
先日NHK・Eテレで放送された「こころの時代〜宗教・人生〜」に出演された安彦さん。
その中で紹介され、作品の存在を知った次第(^_^;
実に不自由ですね。結末わかってるわけだから...大きな意味でのね。だからどこの部分をどうやって切り取って話しにするのかっていうことですけどね。不自由さの中で話しを紡ぎ出すしじゃないわけで。でもそれも魅力なんじゃないかなっていうのは思ってるんですけどね。どうにでもできるっていうのは、とても楽しそうで実はつまらないんじゃないかって気がするんですね。
やっぱりあの...浮かばれなかった人たちなんていうと、すげえ大げさな話になっちゃうけど、浮かばれなかった人たちがすげえいると思うんですね。それをどうこうってことはとても言えないんだけど。ただ浮かばれなかった人たちがすっごくいるんだよなっていうことに気づくだけでも良いんじゃないだろうかっていう気がする。
安彦さんのコメントは、この作品だけではなく、これまで自身が手がけてきた歴史物すべてに対する感慨かと思われますが、「乾と巽」も表の記録としての歴史の裏で、もがき苦しみ、それでも強く命の火をともし...そして名も残さずかき消されていく人々を面白く、そして哀切の視線で描く作風にいつも引き込まれてしまいます。
タイトルであり、主人公二人の名前でもある「乾(いぬい)」と「巽(たつみ)」は東洋の方位である八卦において、北西と南東という正反対に位置する名称です。
そして「乾」は天を、「巽」は風の象徴。人物の職業は軍人と記者...彼らが織りなす物語はいかなるものか...装甲列車の戦闘シーンから始まる描写は重厚そのものです。
大正時代のシベリア出兵...その史実についてもあまり詳しくは知りませんが、「最後の長編連載」作品とのことで...独特の取っつきにくさもあるんですけどね(^_^;...まぁ、じっくりと味わいたいと思います(^_^)