臭いものに蓋...。

なんじゃないかなぁと。

確かに登場する黒人たちは脳天気で時代的なステレオタイプなキャラクターとして描かれているし、不愉快な気分にもなるだろう。

この動きのままでは配信をふくめ、今後映画館などで再上映もなくなってしまいそう...。

でもなんだか坊主憎けりゃ袈裟まで憎いって感じもするし、どこか喫煙シーンを含む映画作品を１８禁にしようとする動きとも重なってしまう。

世の中、キレイなことばかりじゃないし、人類は過去（...まぁ今現在もだが）差別を繰り返し、虐殺も散々行ってきた...そんな歴史の地層の上に今現在がある。

過去にはこんな時代があり（映画が製作された時代背景も合わせて）鑑賞する意義ってもんもあるでしょう？

記事にもあるように、事前に解説を受け（あるいは上映時の冒頭に付記し）つつ、鑑賞に臨むスタイルというのも今後はアリかもしれない。

最悪なのは見たいものを見ることができない世の中...そんな風になってほしくないなと感じます。