小田部羊一さんの想い

タイミング的に取材は「大塚康生さんを偲ぶ会」の時ですかね。

見出しの言葉は、ハイジ制作時に苛烈な状況下で体調を崩しかけた小田部さんに対して、投げかけた宮崎駿さんによるもの。

小田部さんは作監を、宮崎さんはレイアウトを担当していましたが、先輩後輩の間柄を超越した激しい感情の吐露を感じますね...。

写真の小田部さんはあの当時を懐かしく愛おしく見つめる眼差しに見えます。

記事では触れていませんが、大塚さんも宮崎さんの猪突猛進ぶりにはついて行けず、ジブリ創設時もちょっと関わっただけで、身をひいたらしいです。それだけ凄まじい人物だったんでしょうね(^_^;

高畑勲さんと宮崎さん以外のアニメは「自分たちの作ってきたものとは違う」と見ることができないそうです。

ちょっと考えさせられる言葉ですね...。