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碑文谷アピアに2ヶ月に一度出演する二人楽団でたんの大きい方。スカイツリーが見える町に住む。

ヨシベー

2009年07月06日 17時04分00秒 | 関心事
ラーメンブログでもないのに、何故かラーメンネタ2日連発。今日のご紹介も江東支部近の錦糸町にあるお店「ヨシベー」。

店の名前が何に由来するものかは全く知りませんが、まあ正直、旨いラーメンを想像させる名前ではないというか、安っぽい感じとういうか、要するに何だかパッとしない名前ですよね、これ。

店の方も間口が若干狭くて、且つ最近の酒場とかでよくある「昭和レトロ」を演出した、わざわざに古くて小汚い感じに設えた感じで、そう言う意味では安っぽい印象の店名も狙いっちゃ狙い?なのかもですが、その辺の演出にあざとさが印象として感じられたこともあり、最近まで入ることのなかった店なんでした。

そんな印象だったんですが、ある日、何となく気分的に試してやりたくなったりしたんで、フラリと入店してみたんです。

券売機で筆頭に挙がっている「ヨシベーラーメン醤油」がベーシックなんだろうと勝手に推定して食券を買い、店内へ。内装も外から見た通りのインテリアで、要するにプチ・ラーメン博物館ってな趣きです。その造り込みは想像以上で、コンセプトの徹底ぶりには少し感心しました。この拘り振りはラーメンの方も期待できるか?

細麺・太麺から選べるなかで細麺をチョイス、ほどなく出てきたラーメンは豚骨醤油の良い香りが鼻を擽ります。あれ?これ旨いんじゃないの?と思いつつスープを一口。あれ?旨いじゃん。豚骨の濃さと醤油の香りが心地よく、トロリとした口当たりもKanother好み。細麺の固茹で具合もよろしく、スープとの絡みもバッチリ。スープが喉を通った後に仄かに残るモノには天下一品にも通じるまろやかなコクが感じられ、これは良いですよ。

ヒトも店も、外見だけで判断してはいかんのですな。これは相当に旨かったです。薄切りチャーシューも濃い味シナチクも好印象。つけ麺璃宮のクオリティのブレが最近少~し気になり始めているなか、支部近ではKanother的にヨシベーの頻度が上がって来そうな気がしています。