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dtnkanother_Buchilog_Jaken

碑文谷アピアに2ヶ月に一度出演する二人楽団でたんの大きい方。スカイツリーが見える町に住む。

たまには運送屋っぽい話を。

2010年01月06日 11時58分00秒 | 関心事
もう昨年の話になってしまいましたが、こないだの明石町~築地界隈お出掛け時のこと。明石町から築地方面へ向けて歩いていると、目の前に見慣れたロゴデザインが。そう、日刊スポーツの本社って、そう言えば築地だったんですよね。

そうやそうやと思いながら看板を見上げると、見慣れたロゴとは若干違う。ん?と思いながらよく見ると、看板の名前は「日刊スポーツ印刷社 日刊スポーツロジテム」となってます。そう、日刊スポーツの印刷子会社と物流子会社なんやね。



運輸のシゴトに携わり、about 10ウン年のKanotherですんで、やはり「ほう」と思いながら周辺を一回りして観察してしまいやした。すると、ビル1階が印刷物を積み込むスペースになってるようで、日刊スポーツのロゴ入りトラックがたくさん並んでいるではないですか。

ほほ~と思いながら会社概要なんぞ調べてみると、元々は「業界新聞発送株式会社」てな名前で設立されたんだそうで、その名残なんでしょうか、現在の主要荷主にも「日本農業新聞」「電波新聞社」「繊研新聞社」「日刊自動車新聞社」「日刊工業新聞社」なんて辺りが名前を連ねております。その他にも朝日新聞や日刊ゲンダイ、東スポなんて名前もありまして、結構同業他社と積み合わせてんですねぇ。

新聞自動包装機やら新聞自動結束機やら言う専用機器を保有しているのは当たり前として、Kanother的にほう!と思ったんが自社トラック16台を保有しているというところ。この業界、保有車両台数10台以下の事業者が半数以上を占めてんですが、その中にあって、そして新聞専業に近い業態で、こんだけ車両持ってやってるってのは正直、驚きました。しかもその他に傭車を40台近く回してるんだそうです。やりますなぁ、ニッカンさん。

そんなワケでKanother的には、それ以来ニッカンを見るにつけ、そんな物流事情にまで思いを馳せるようになったんでした。皆さんもぜひ、日常手にするものについて 「これ、誰かが運んでんだよなぁ。」 と思ってみてくださいやし。世の中がまた違った感じに見えてくること、請け合いですよ。