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碑文谷アピアに2ヶ月に一度出演する二人楽団でたんの大きい方。スカイツリーが見える町に住む。

Soul Finger

2010年01月18日 16時16分00秒 | 関心事
その料理を思い浮かべるだけで強い郷愁を沸き上がらせる、そんな料理のことを俗に「ソウルフード」と言ったりします。ヒロシマンチュ・Kanother的には、それはお好み焼きだったり牡蠣ご飯だったり、或いは小いわしだったり。

一方、「ソウルミュージック」と言ったときには、所謂ブラコン的な意味合いでの音楽ジャンルを指すのみで、郷愁沸き上がらせ的な意味は含まれません。ですが、そんなソウルミュージックのなかで、ヒロシマンチュ・Kanother的に、郷愁沸き上がらせ的な意味で「ソウルミュージック」と呼べる曲があるんです。それが、タイトルにもあるバーケイズの「Soul Finger」。

この曲が何故そのような存在なのかと言うと、Kanother少年時代に広島を中心に瀬戸内エリア~北九州エリアにかけて絶大な人気を誇ったラジオ番組「柏村武昭のサテライトNo.1」のオープニング曲だったからなんです。

この番組、広島の中心街「紙屋町」にある家電量販店、第一産業(現:デオデオ)内のサテライトスタジオより、毎週日曜日の夕方5時から放送されてたんですよ。毎週聞いてた当時のKanother少年は、洋楽などはほとんどこの番組で聴いたと思います。

そんなワケで、Kanotherだけでなく当時の80年代を瀬戸内エリアで過ごしたものにとって、「Soul Finger」は黒人音楽としてのソウルミュージックではなく、郷愁の意味でのソウルミュージックとして心に残っており、この旋律を耳にすると少年期の日曜夕方の甘酸っぱい空気感までもが思い起こされてしまうんです。

何でまたそんな話をいま急にするのかといえば、NHK-BSで先週辺りにやってた「ソウルディープ」って言う、黒人音楽の歴史に関するドキュメンタリーのオープニングテーマがこの「Soul Finger」だったってことなんですわ。番組自体も面白かったですよ。