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碑文谷アピアに2ヶ月に一度出演する二人楽団でたんの大きい方。スカイツリーが見える町に住む。

錦糸公園

2010年01月12日 21時30分00秒 | Kanother酒日記
昨日のでたん稽古一発目の日のこと、稽古へ向かうべく江東支部最寄JR駅である錦糸町駅へ向かったところ、すぐそばにある公園、錦糸公園が何だか賑やかしい雰囲気。何だろうかと思って覗いてみれば、「東京地酒と酒器うつわ祭り」てな何とも魅惑的なイベントをやってるではないですか。これは一回りしないワケには参りません。

公園内に縁日のように設えられた出店では、祭りの名の通り、様々な酒器とともに東京都下で造られてる酒と共に、色んなアテも売ってましたが、そんな店んなかでKanotherの眼に止まったのが、焼酎の幟。実はかねてより八丈焼酎に関心高しなKanotherだったんですが、あんまし近所の酒屋とかでは売ってないんで、心の隅にありながらも何気に今までちゃんと呑まずに来てたんでした。

で、その幟のあるテントの前に行くと、中でも関心の高かった青ヶ島の焼酎「青酎」の瓶が並んでいるではないですか!Kanother、テント内に即行で in ですわ。

んで早速、奥で談笑してるおっちゃんに「青酎一杯ちょうだい!」て頼むと、おっちゃん「ごめ~ん!青酎、切れちゃったんだよね~!」ですて。嗚呼!ショック!

しかし、おっちゃん引き続き「こっちの『情け嶋』の芋は八丈でしか売ってないヤツだよ。都内では売ってないんだけど、結構旨いって評判なんだよ。」と、嬉しいおススメの一言が。マジですか?てんで、迷わずそいつを頂きました。

この「情け嶋」、八丈興発さんてとこの商品。麦麹で仕込まれた芋焼酎なんだそうで、含んだ際の口当たり、フレーバーは麦っぽいんですが、喉を通る時に広がる味わいは、まさに芋のそれ。「芋焼酎は臭くて苦手」ってな話しを聞いたりしますが、そんなヒトでもこれなら芋の味わいを堪能出来るんではないでしょうか?勿論、芋好きのKanotherも満足の味でしたんで、生粋の芋ドリンカーも絶対に楽しめる逸品だと思います。

ところでこの「情け嶋」って名前、『沖で見たときは鬼島と見たが 来てみりゃ八丈は情け島』てな歌詞の『八丈ショメ節』て民謡から頂いてんだそうです。こうなると、この民謡も聴いてみたいもんですな。

錦糸公園のおっちゃん曰く、「情け嶋」の小売は八丈でしかやっていないようですが、現代はネットの時代。支部に戻って調べてみると、ネット通販での取り扱いなんかはあるようですよ。こいつぁ~早速、八丈からお取り寄せなんてしちゃおっかな~とか思ってる、Kanotherなんでした。


※手前が「青酎」の空き瓶。奥にチラッと見えてるのが「情け嶋」です。