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碑文谷アピアに2ヶ月に一度出演する二人楽団でたんの大きい方。スカイツリーが見える町に住む。

浪岡・やまちゃん

2010年03月24日 19時20分00秒 | Kanother旅日記
弘前から隣の旧常盤村に移動して一シゴトこなし、その後は常盤の隣駅、浪岡から青森空港行きのバスに乗って帰るってな流れのなかで、バスの時間まで浪岡バス停留所近くの焼鳥屋「やまちゃん」に入りました。

このやまちゃん、入ってまず圧巻なのは、壁にズラリと並んだ柱時計の数々&カウンターにズラリと並んだ瓶詰めの茸・山菜の数々。

話してみるといずれも御主人の趣味なんだそうで、柱時計をはじめとした古道具は、地元の博物館に寄付するほどのコレクションっぷりだそうです。

茸&山菜も同様の凝りっぷりで、自分で掘ってきた筍の類の皮剥きをするために、タケノコ皮剥き機「むき太郎」を自ら開発、特許まで取ってるんですて!凄いやん?

そんな御主人が自ら山で採ってきた茸のなかから、地元では大人気と言う「サモダシ」てのを頂きました。昆布と一緒に和えてあるんですが、サモダシの独特の香りが熱燗に堪らない一鉢。さすが大人気だけあります。何か上手く言えないけど、とにかく独特の香りなんですよ。決して匂いがキツいわけではないんですがね。独特なんで説明できないのが悔しいんですが、何しろ旨かった。

そんな凝り性な感じのヒトには、多弁で他人に勧め好き押し付け好きってのが何かとありがちなんですが、やまちゃんの御主人はヒジョーに控えめで口数の少ない方。上記の色んな話しも、カウンターに座ってた常連さんに促されて、照れながらソッと話してくれる感じなんですよ。そんな風情が店の空気と融け合い、とても居心地の良いムードを作ってんです。良い店だ、やまちゃん。

そんなやまちゃんでは、他に鴨鍋、いのしし刺身、焼き鳥などにも舌鼓を打ちつつ、旅の道連れとともに新潟~青森ハードツアーを打ち上げたんでした。浪岡、またいつか来るかなあ。てかまた来たいなあ、やまちゃん。ホント良い店でした、やまちゃん。



まんぷく亭

2010年03月24日 12時53分00秒 | Kanother旅日記
旧常盤村、市町村合併で現在は藤崎町にある、北常盤駅。弘前からこちらへ移動した辺りでちょうど昼エサタイミング。さてどこで喰おうかな~と、旅の道連れ氏と駅周辺を彷徨きますが、まったくエサ場がありません。

こりゃヤバいなあ、と思っていると郵便局があったので、郵便屋さんなら周辺事情を熟知しとるだろ、てことで窓口で「この辺でエサ喰えるとこ、ないですか?」的な質問をしたところ、局員さんは2軒ほどのお店を教えてくれました。

しかしそのうち1軒は車で数分かかる距離だそうで、徒歩圏内にあるもう1軒の蕎麦屋に向かったんですが・・・・・・店が近づいてくるにつれ、もう明らかに営業していない雰囲気ありありなムード。果たして、すぐそばまで来るとやはり、暖簾が出てません。

こ、これは昼エサ抜きも覚悟か?と思いつつ引き続き彷徨いくこと数分、遠くの方に提灯っぽいシェイプのものが掛った建物が見えてきました。Kanother&道連れ氏、若干足早に近づいていくと、それは中華料理屋ではないですか!二人見合わせ、思わずガッツポーズです。

で、店内で頼んだのがこちら。細ちぢれラーメン、500円。何の衒いもない、The 醤油ラーメンってな趣きですが、見た目よりもかなりショッパい味付けは、そこが北国であることを改めて感じさせてくれます。

そして、そんなことよりも何よりも、こいつぁ昼エサ喰えないかもしれないと覚悟し始めたなかでの出会い。それが何よりのスパイスとなり、ヒジョーに美味しく頂けたんでした。



お岩木山で手を振れば

2010年03月24日 08時30分00秒 | Kanother旅日記
夕べは夜中の弘前着でまったく気づかなかったんですが、今朝、投宿先で目覚めてカーテンをサッと開けると、目の前にデッカい岩木山が!



青い空にドッシリと構えた岩木山。地元のヒトにとっては、さぞかし自慢の景色でしょうねぇ。Kanother的にも何だか柄にもなく清々しい気分で、シゴトに向かえそうですよ。