なごり雪になってほしいと願うマネジャーの高木です。
もう大して降らないと思っていたら15センチも降ってしまいました。
かなり汚れていた雪ももう一度お化粧直しです。リフトの搬器がはずされたスキー場ももう一度輝きました。
雪の層に積もる雪でその色の違いがよくわかります。
さて、先週の土曜日は昨日のブログにあったように星君は能登のマラソン大会へEスポチームを引き連れて出かけました。
私と木村君は「新潟県総合型地域スポーツクラブマネジメントセミナー」なるお堅い研修会に新潟まで出かけて、クラブハウスは留守になりました。
この研修会、講義内容は 知っておきたい!!『クラブ運営に必要なお金の話(入門編)』 と題して、日体協の公認マネジャー要請講座の講師も勤める 遠藤 誠 氏 より講義を受けました。
この研修会には県内のスポーツクラブ関係者42名の参加があり、関心の高さがうかがえました。
この4月にNPO法が改正されます。これに伴い内閣府ではNPOの新しい会計基準を採用することになりました。基本は複式簿記です。
収支計算書が活動計算書に変わり、NPO特有のボランティア等の活動内容がわかる”注記”も加えられます。(任意)
より正確なお金の動きを捉えることの出来る複式簿記で、NPOの実際の活動内容を表すことの出来る方式に変わることになります。この基準は民間により策定され、このような形で政府が採用するのは初めてとのことでした。
先生が強調されていたのは、税務会計の決算期の一瞬を捉えた決算書では活動内容や経理状況は解らない為、よりわかりやすい方法でクラブ関係者全員が共有することが大切であると強調されていました。また併せて、利益の上がらない経営で不安定だったり補助金切れで破綻してしまうようなクラブでは、社会的な責任が果たせず無責任極まりないとのお話でした。
以前、クラブ内で経理は専門家に任せたらとの意見が出たことがありましたが、今回経理を理解することがクラブ経営の基本であることを再確認いたしました。
帰りの車の中、木村君の「他の人も講習会を受けてほしかったですね」の言葉が印象的でした。