暗い気持ちのマネージャーの高木です。
昨日の小出スキー場です。一昨日、今シーズンの最終営業でした。最終日の快晴とは打って変わって雨に煙るスキー場です。まるでこのスキー場がおかれている現実のように暗く煙っています。
この後、指定管理者などの引き受け手がないと、一昨日をもってこのスキー場は廃止となってしまいます。
私にとってこのスキー場は原点です。小学校のスキー授業。休日に町内の仲間と遊んだ斜面。中学校では毎日放課後、スキー部で暗くなるまでポール練習に励んだゲレンデ。
そして、ここで滑ったことをベースに、当時日本でトップクラスのスクールのインストラクターとして全国大会に出場したことなどの思い出がぎっしり詰まったところです。
そのスクールも今シーズンからは営業をしていません。スキー産業が何でこんなになってしまったか、私には知るう由もありませんが寂しい思いでいっぱいです。
上越沿線では当時最も早い時期に開業し、駅が近いということもあり特別列車までも仕立てられて多くの芸能人なども来ていたようです。モータリゼーションや経済の変化が今の状況をもたらしたのでしょうが、なんともやりきれない気持ちです。