気まぐれロンリー 人生リボーン!

旅好き酒好きオヤジのロンリーライフ。
風に吹かれて何処をさすらう。
明日はいずこの草枕。

エリートの悲哀(卑猥)

2018-04-19 10:53:26 | 日記

同じ東大卒のエリートで、対応が180度違っている。
ご存じセクハラ事務次官と、新潟県知事

財務事務次官の一件はテレ朝の会見で財務省に玉が投げ返された。
まさか名乗り出てこないだろうと高をくくった挙げ句の「全否定」だったろうに、こうなると様相が違ってくる。

「仕事に影響がある」ことを理由に辞任しながらも、セクハラは「完全否定」した事務次官。
まさか、己の会見後にあんなことになろうとは・・・。
繰り返し流される事務次官の会見が滑稽すぎる。
「あんなひどい会話はしない」と自分で「ひどさ」も認めてしまう凡ミス

テレ朝の女性記者が自分の所属するメディアでなく、週刊誌にネタを渡した経緯もほぼ推察通り。
組織の論理が個人の意思を抹殺するのは相撲協会も同じ。
組織とはそういうものなのだ。

しかしながら事務次官が訴訟も辞さずと言うからには、ネタを渡した女性記者が事情聴取されるのは必至。
隠し通せやしない。

少しだけ同じオヤジ族として事務次官の肩を持つなら、ああいうエロトークをまるで「息をするように」いうオヤジはいる。
そこに本気度はあるかというと、さほどない。
つまりあの手のオヤジにとってのエロトークは時候の挨拶のようなもの。
あわよくばという思いが頭の隅に欠片もないとは言わないが、全力で口説いているワケでは100%ない
寧ろ相手がその気になると逆にビビって何も出来なかったりする。
その程度のダメオヤジなのだ。

事務次官とは正反対に、あっさり非を認め辞職した新潟県知事。
聞けば聞くほど哀れに思えてくる。
「歓心を買うために」お金を渡す。
歓心を買うために」プレゼントをしたり、高級レストランに連れて行ったりする心優しき男どもと、さほど違わない。
それがたまたま現金だったというだけ。

もっとも相手の女子大生の思惑は違ったよう。
毎回、金をもらった挙げ句に週刊誌にネタを売る。
誰がそそのかしたのかは知らないが、ろくな女ではない。

灘高から東大医学部に入り、司法試験まで通ってしまう超エリート
50歳にして独身という純情オヤジの悲哀が切ない。
あの悲愴な会見は、恐らく世のオヤジどもの同情は買うだろう。

東大卒の2人のエリート。
世の中で勝ち抜く知恵や知識は持ち合わせていても、世の中とうまく折り合っていく知恵や知識はなかったということなんだろう。

 

コメント
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