気まぐれロンリー 人生リボーン!

旅好き酒好きオヤジのロンリーライフ。
風に吹かれて何処をさすらう。
明日はいずこの草枕。

女人禁制と女性専用

2018-04-20 13:32:49 | 日記

大相撲の「女人禁制」を、憲法違反だとか男女同権だとかいうレベルで論じることが好きではない。
そんな大袈裟なことか、と思う。

議論の発端となった舞鶴での一件は別の話。
あれは特別な事例。
若い行司が観客のあおりを受けて間違った対応をしてしまったということで、同じ事はもう起きない。

それと大相撲の「しきたり・ならわし」としての「女人禁制」は全く別(敢えて「しきたり・ならわし」としたのは「伝統」と言うほど立派なものとは思えないから)。

それを「憲法違反」などという「正論」を持ち出して変えようとするのはほとんど「暴力」に見える。

宝塚市の中川智子市長が、相撲協会に「女人禁制を見直す議論を始めるよう」要望したという。
先日の巡業でもことさらに問題視し、さも人権派の如き「パフォーマンス」を見せていたが、今度も全く一緒。
パフォーマンス色が強くて好きではない。

大きなお世話。

最近、都会では女性専用車両にわざわざ乗り込んで「男女同権」「差別」と開き直る輩が出没しているが、同じように見える。
女性専用車両も法律ではないが、運営会社が決めた「ルール」。
敢えて正論を振りかざし、是非を世に問うほどの事ではない。

大相撲の女人禁制がいつどういう事情で始まったのかは知らない。
バカバカしいとは思う。
でもあっても良いとも思う。

2つの巨体が正面からぶつかり合う。
時には頭と頭で。
激しく頬を張ることもある。
飛び散る汗。
が割れることもある。

そんな土俵から女性を「女なんぞ出る幕じゃねえ!」と押し出したのが相撲における「女人禁制」だというのがボクの解釈。
だとしたら、巡業相撲などで「女人禁制」を持ち出すのはナンセンス。
あんなものエンターテインメントなんだから。

本場所の15日間は、真剣勝負の力士たちがケガしないよう「土俵の神様が嫉妬する」でも「血が血を呼ぶ」でも、屁理屈だとしても「願掛け」て「女人禁制」にするのは容認できる。
でも闘い終えた千秋楽でなら、女性の知事が土俵に上がったって良い。

出自の怪しい女人禁制を拡大解釈し、いつでもどこでも女性を(女子まで)排除するのはバカげている。

ちょんまげした半裸のデブたちがふんどし締めて闘う。
そんな珍奇な世界でのしきたりが現代の物差しに合わなくとも不思議はない。

コメント (2)
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タンポポの綿毛

2018-04-20 10:51:12 | 日記

カメラ片手の散歩中に見つけたタンポポの綿毛。

ちょっと加工して撮ってみた。

 

美しい。

 

タンポポのお酒はブラッドベリ。

 

綿毛はイメージの宝庫だ。

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