大相撲の春巡業で、相撲の古い体質が浮かび上がりました。
「土俵は女人禁制」
これまでも太田大阪府知事を土俵に上げないなど、すったもんだはありましたが、今回のは酷すぎましたね。
緊急事態ですから。
でも、観客に煽られて行司が言わざるを得なくなったという報道もあります。
きっと若い行司でしょうから、彼を責めるべきではないでしょうね。
今回はいつも後手後手の相撲協会が素早く対応しました。
報道されている謝罪内容は、「市長の容態を気遣い」「応急処置した女性に感謝し」「行事の対応を不適切」と認識し「深くお詫び申し上げます」と締めくくっています。
これに対し、社会学者の古市憲寿がイチャモンつけています。
「誰に対して謝罪しているのか分からない」
「次に同じ事が起きたらどうするのか分からない」
普段からトンチンカンなことを言うことが多い古市ですが、これもまた頓珍漢。
何でもかんでも批判することが格好いいという古い新左翼的発想に見えます。
問題が多い相撲協会にしては対応も迅速だし、内容も過不足ないように思えます。
「次回同じ事が起きたら・・・」なんてすぐ決められるはずもないわけで。
今回のことを教訓にして「伝統」「しきたり」を見直す議論をすれば良いじゃないですか。
仮に直ぐに同じ事が起きたとしても、次は観客も煽らないでしょうし、行司も思いとどまるでしょうし・・・。