気まぐれロンリー 人生リボーン!

旅好き酒好きオヤジのロンリーライフ。
風に吹かれて何処をさすらう。
明日はいずこの草枕。

神話の終焉

2018-05-28 12:03:06 | 日記

世間の多くが求める「正解」が出ないばかりに長引いている案件は政界にもある。
モリカケ問題である。

日本人の多くが首相の「関与」を疑っていながら、周囲が何とかそれを覆い隠そうと必死。
それは見苦しい限りだが決定打がない。
試合は延長に次ぐ延長。
野党の不甲斐なさが、さらに試合をもつれさせている。

突如、登場した愛媛県知事
彼の登場で風向きは変わるかと思われたが、ここで思わぬ展開を見せた。

「加計孝太郎と安倍首相の面会はそもそもなかった。担当者がをついていた」という証言が飛び出したのだ。

これは驚愕。

愛媛県の担当者が真面目に丁寧に書き残したメモ。
そこに書かれていた二人の面会と首相の「いいね」発言。
にもかかわらず「会っていない」と強弁する安倍首相。
それを怪しむ世論。

ところがそのメモの根本が「嘘」だったと言う。
これはほとんど掟破り。

こんな不可解を信じろという傲慢さ。
愛媛県知事も怒っている。
「愛媛県や今治市にうそをついていたのなら、まずはわれわれに謝罪と説明をし、その上で記者会見するのが世の中の常識ではないか」。

全くその通り。

モリカケ問題を巡っては、首相の周辺で様々な不可解な出来事が相次いで起こっている。
行政文書の改ざん。
文書の紛失。
文書の再発見。
そして、今回の嘘発言。

こんなインチキ野郎ばかりを周りに侍らせていること自体、安倍晋三には大きな問題があると言わざるを得ない。

一向に改善されないデフレ。
一向に一般庶民が感じられない景気回復。
一向に帰ってこない拉致被害者。
一向に進展しない北方領土。

ベストではないがベターな選択として安倍政権は生きながらえてきた。
確かに代わる人材は見当たらない。
だからといって、このまま続けさせていいのか。

そろそろ神話の崩壊する時のような気がしている。

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重要なピース

2018-05-28 10:09:50 | 日記

日大アメフト問題で重要なピースが欠けている。

 

ボクがこの問題を追いかけるメディアの人間なら世論が求める「正解」を真実の正解にするために、OBの証言を探す。

宮川くんと同じように違法なタックルを指示された選手がいるはずだからだ。

 

もしこれが今回偶発的に起こった悲劇でないならば、これまでにも同様の指示をされた選手がいても不思議ではないし、同様な行為が行われていても不思議ではない。

 

日大アメフト部の体質、内田イズムを批判し対外試合ができないまでに追い込むにはそうした違法行為がある意味「伝統」であることを裏付ける必要がある。

 

だが、知る限り他の証言は出てきていない。

ボクが知らないだけかもしれないが。

 

これは何を意味するのか。

 

誰もがあの宮川くんの会見に同情した。

正々堂々と己の非を認めた態度に共感し悪は監督とコーチであると思い込んだ。

ボクもそう思った。

 

方や後日行われた監督とコーチの会見は酷いものに見えた。

誰もが頭に刻んだ「正解」とかけ離れていたからだ。

 

だがボクには、あの頼りない会見だからこそリアリティが感じられた。

 

宮川くんの会見は弁護士を伴う完璧なものだった。

陳述書は練りに練ったものだったろう。

彼が会見を行った理由は1つ。

被害者側が被害届を出したからだろう。

もし刑事事件に発展した場合、彼には自らの行為を正当化する必要が出てくる。

つまり「指示されてやった」と。

 

彼は巧みに言葉を選んでいた。

「自分には怪我をさせろという意味にしか受け取れなかった」

これは「明確に怪我をさせろという指示はなかった」ということとほとんど同義である。

 

彼は誰にも致命傷を与えることなく自らの身を守った。

見事に。

 

 

内田体制下でこのような非道なタックルが過去に行われていたのか否か。

これは重要なピースだと思う。

もしこれが怪我をさせろという明確な指示なら、なぜそれが宮川くんだけに出されたのか。

宮川くんだけが間違って解釈し実行してしまったのではないのか。

 

その辺りの不可解さの解明無くして、これ以上のバッシングはそれこそ非人道的だとすら思う。

 

 

 

 

 

 

 

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