中学時代の友人からメールが来た。
10月の同窓会の時に家まで来ないかという誘いだった。
彼は中学2年と3年の時のクラスメイト。
帰る方向が同じで、よく一緒に帰っていた。
頭の良い男で、早稲田学院に進学した。
都立に進んだ僕とはそこで疎遠になった。
再会は2年前の同窓会。
およそ半世紀ぶりだった。
彼は千葉で暮らしていた。
長生郡の長柄町というところで、総武線と外房線を乗り継いで行く。
東京で会社勤めをしながら、ちょっと離れた田舎で暮らすという、東京のサラリーマン垂涎の暮らしである。
地元と密着したボランティア活動もしているらしく、宿泊もできるのだという。
テレ朝の「人生の楽園」みたいな暮らしかも知れない。
電話をしてみた。
翌日なら行けるというと、同窓会の後にそのまま来れば良いという。
同窓会は浅草。
いつもは新橋で泊まるが、千葉で泊まるのも良いかも知れない。
深夜のピクニックを楽しむか。