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程よく、干しあがりました。
シワの出具合、塩の吹き具合、いい感じです。
テラスに漂う梅干の香りに別れを告げるのは寂しいけれど、
漬け汁にもどして、おにぎりへの出番を待ちます。
ビミョーな坂道を上り、
ウッソー!と、更なる疑惑の目をカーナビにむけ、砂利道へ・・・
すると、左手にアブラ菜(だと思う)の黄色の花一面。
道をはさんで、イージーリビングテラスの斜め前の畑です。
約35年前、登校前の私は、玄関のこの絨毯の上に座り、
キャンバス地のスニーカーの紐を結び、ソクタッチ(わかりますか?)で靴下を止めていました。
そのあと、小さな赤ん坊のベッドサイドや、
幼稚園児のお絵かき机の足元、
板の間に置いたコタツのそば、
新しい家の玄関先、、、などなど。
今は、テラスへの出口でしっかり役目を果たしています。
擦り切れているところもありますが、嬉しいエイジングです。
今日の十勝地方、気温が15度を上回ったところはなかったそうです。
温度計の向こう側の、すだれ。
一本、一本のヨシ(?)が、いい感じに距離をとって存在し、
かつ、赤い糸(!)で結ばれているのは、イイかもしれませんね。
くっつきすぎだと、空気の流れが良くないだろうし、
どこかで交わってしまうと、そのあとは離れるだけだし。
すだれを見て、こんなような、今日の朝の食卓の話題を思い出しました。