私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

*鳥が運んだハタザオキキョウ*シモツケとタカノハススキと活けてみました♪

2023年06月10日 | 花便り

 

何年か前の5月、玄関先の地面から

何やら芽を出し

結構な速さでニョキニョキと茎を伸ばす植物がありました。

その勢いと茎の太さから

これはただものではないな!

そう思っていると

桔梗に似た青紫色の花をつけ始めました。

 

 

 

*~ 旗竿桔梗 (ハタザオキキョウ)~*

キキョウ科 ホタルブクロ属の多年草

ヨーロッパ原産の帰化植物で日本には大正時代に入って来たそう。

ベル型の花が可愛いです。

下から頭頂に向かって花が咲き上ります。

草丈は60㎝~130㎝

 

昨年まで1本でしたが

今年は二本立てです(増えました)

茶花や活け花に使いたいので、増えてくれるのは大歓迎です。

 

※繁殖力が強くアメリカの一部の地域では、特定外来生物に指定され

栽培や移動が禁止されている所もあるようです。

庭で育てる場合は、あまり増やさないよう調整が必要なようです。

 

 

 

*~ 下野(シモツケ)~*

バラ科 シモツケ属の落葉低木

和名は最初に発見された地名に由来。

頭頂に小花をいっぱい付けます。

病害虫無く放っておいても毎年咲いてくれて重宝しています。

ピンクも可愛いですが、清楚な白色のものも欲しいなあ、と思っています。

 

* * *

 

旗竿桔梗は茎が真っすぐ伸びて「旗竿」のようだとして

その名がつけられました。

活ける時もそれを意識して真っすぐに立てて使いました。

鷹の羽芒(タカノハススキ)は葉に白い斑が入るきれいなススキですが

ここに入れるのには細過ぎて存在感が薄くなってしまいました。

こうして写真を見ると

不都合なところが良く見えて来ます。

まだまだダメだなあ、と反省。

花材が変れば花入れも変わり

その都度、新たな勉強です。

 

※花入れは千成籠(せんなりかご)

 

 

 

コメント (12)
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