私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

曼珠沙華 瞼の裏に 祖母のいて

2022年10月01日 | 俳句

曼殊沙華は
故郷(新潟)にいた頃に見た記憶がない。
だけど
今こうして見ると何故か
懐かしい思いに駆られて
優しい笑顔の祖母が瞼に浮かんで来る。




家から
歩いて200歩ほどに休耕田や畑があって
今年もきれいに咲き揃った。




犬がいた頃は
よくこの道を散歩したものだ。
今は
遠くから眺めるだけになった。



子供らが走り回っていた石垣の道にも
一列に咲き並んでいる。




駐車場の脇には
かたまって咲いている。
白いものは
オーナーが植えたのだそう。

以前はこの上の田んぼの稲も一緒に写せたけれど
今年は
稲は植えられなかった。
また一つ
休耕田が増えた。


曼殊沙華 瞼の裏に 祖母のいて
越後美人







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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
日本の原風景 (ショカ)
2022-10-01 17:09:25
越後美人さん、こんにちは~。
ヒガンバナは、日本の原風景、里山の印象。
懐かしさはそういった情景から来るのかな。
僕の実家にはあったんだ。
結構強烈な記憶だったなぁ。
祖父母の記憶がなくて、すごく残念なんだけど、
実家から嫁いだお姉さん、おばあちゃんがたくさんいて、
よく遊びに来ていた。
際限なく話続け、
笑いの絶えないあたたかな日常がとてもなつかしい。
ぼんやり眺めていた庭の花が記憶に混ざってる♪
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曼珠沙華 (イケリン)
2022-10-01 17:25:40
越後美人さん
曼珠沙華というと、昔は田んぼのあぜ道に植えられていた
という印象が強く残っています。
そんな風景を見ることは、今では少なくなりましたが、
この花を見ると、なぜか遠い昔のことが懐かしく思い出され
ます。越後美人さんも、在りし日のおばあさんとの思い出が
蘇ってきたようです。ヒガンバナと呼ばずに曼珠沙華と呼ぶと
余計に懐かしさがこみあげてくるのかもしれませんね。
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何故か (チー子)
2022-10-01 18:31:47
ヒガンバナ 懐かしいお花の1つですね
でも私は怖いイメージもあります
毒があるという印象が強烈にあり、今でも花に触るのは抵抗がありますね(笑)
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Unknown (ベル)
2022-10-01 19:10:22
曼殊沙華色々な名前のある花
昔はそこら中のあぜ道にお彼岸近くになったら咲いてた
不思議とお墓の周りにもよく咲いてましたね
綺麗な花なのにお墓のイメージが付きまとう花
毎年同じ時期に同じ場所に咲くので昔懐かしいイメージが湧いてくるのでしょうか

新潟にはまだないのかな
温暖化で北限が上がってきてるから今はあるのかもしれませんね
返信する
曼珠沙華 (tyako)
2022-10-01 20:38:55
こんばんは。
やはりこの花は、曼珠沙華と呼ぶのがピッタリです。
最近は、彼岸花というらしいけれど、子供のころから慣れ親しんだ曼珠沙華がピッタリです。
子供の頃は、この花を採って家に持って帰ってはいけないと云われておりました。
私どもでは、子供たちが秘かに「火事花」と呼んでいたからだと思います。
稲穂の垂れた畦道によく合う花です。
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ショカさんへ (越後美人)
2022-10-01 20:59:48
こんばんは。
ショカさんのご実家には植えられていたようですね。
こんなに真っ赤で、独特な花ですから強烈な印象を受けたのでしょうね。
そして、嫁いだお姉さんやらおばあちゃんらが、話し込んでいる様子は
思い出しただけでも懐かしさでいっぱいになりますね。
「ぼんやりと眺めていた庭の記憶」の光景は、何となくわかる気がします(^_-)-☆
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イケリンさんへ (越後美人)
2022-10-01 21:09:20
こんばんは。
新潟で見た記憶がないのは、たぶん母の実家にいた頃は
小さすぎて曼殊沙華のことは覚えていないだけだったのかも知れません。
物心ついてからは、帰省するのは夏休みだけでしたので
曼殊沙華の咲く頃は行っていないのです。
普段の住まいは街中でしたから、田んぼや畑が近くに無くて
曼殊沙華とは縁が無かったのだと思います。
ひょっとしたら、祖母と過ごしていた頃に見ていたのかも知れませんね。
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チー子さんへ (越後美人)
2022-10-01 21:18:34
こんばんは。
私は当地に来るまで彼岸花を知りませんでした。
引っ越して来た翌年に
初めて田んぼの脇に咲いた彼岸花を見ました。
あまりにきれいなので、摘んで来て玄関ポーチに活けていました。
その時に仲人さんが来られて「この花は死に人花」だから
家で活けるもんじゃないよ、と教えられました(^^;)
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ベルさんへ (越後美人)
2022-10-01 21:26:10
こんばんは。
西日本はどこに行っても曼殊沙華は咲いているようですね。
新潟に居た時は見た記憶がないのですが、コメント最上段の「ショカさん」は
私と同じ新潟出身の方で、ご実家で植えられていたとのこと。
歳は私より一つ年下ですので、その当時から新潟でも曼殊沙華はあったわけですね。
近年は温暖化が進んで、東北地方でも咲いているかも知れませんね(^_-)-☆
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tyakoさんへ (越後美人)
2022-10-01 21:37:04
こんばんは。
そうですね、やはり曼殊沙華と呼びたいですね。
私は当地に来て初めてこの花を見ました。
正確には、まだ物心つかない頃に、祖母の家の近くで見ていたのかも知れませんが。
引っ越して翌年の秋に、田んぼの脇にきれいに咲いていたので
玄関ポーチに活けていたら、仲人さんがたまたま来られて
「この花は死に人花」だから家で活けたらいけない」と教えてくれました。
根に毒があるから昔の人はそう言ったのかな、と今なら思えます。

確かに、黄金色に色づいた稲とよく似合いますよね。
今年は、その田んぼの持ち主さんは苗を育てなかったので、
一緒に写真が撮れずに残念でした。
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母に叱られた (fukurou)
2022-10-02 09:00:46
越後美人様
おはようございます。
ヒガンバナの花が咲くと母に叱られた記憶がよみがえっいぇきます。
子どものころ、母が喜ぶと思ってヒガンバナを一輪手折って、帰って差し出すと、
捨ててきなさい!
と大声で叱られました。
せっかくは葉にと思ったのに、子ども心に傷つきヒガンバナが嫌いになりました。
もちろん今は好きな花ですが。
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fukurouさんへ (越後美人)
2022-10-02 14:11:25
お母さんのために摘んで帰ったのに・・・
喜ぶ顔が見たかったのに・・・
なのに叱られて・・・
ひとまず「有難う~♪」があればどれだけ嬉しかったことでしょうね。
風船のように膨らんでいた子供心が、一瞬で割れてしまいましたね。
叱られて「彼岸花なんて大嫌いだ!」と八つ当たりもしたくなりますよね。
fukurouさんにもそんなに可愛い時があったんですね(笑)
「今は好きな花」でほっとしました~(^_-)-☆
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あかく (fuyou)
2022-10-02 14:48:36
越後美人さま

曼殊沙華ほどよく咲きましたこと
おばあちゃま 優しくあたたかな思い出なのですね
不思議ですね どうしてか植えた覚えがないところで曼殊沙華は咲くのですかね
球根の筈ななに
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fuyouさんへ (越後美人)
2022-10-02 15:14:29
こんにちは。
曼殊沙華は茎が伸びて蕾が出来た頃は、遠目には曼殊沙華が
そこにある事さえ気がつかないほど存在感が薄いですね。
だから咲いた時には、一気に咲いたように感じられます。
畑や田んぼの脇に咲いているので、祖母と過ごした畑などの思い出が浮かんで来ます。
球根で増えるのでしょうけど、花が咲いて種も出来るのでしょうか。
そうだとすれば種が落ちて増えているのかも知れませんね(^_-)-☆
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