私には、飛び切りお気に入りの靴が三足ある。
元々、気に入って買ったのだが、
それが、20年もの付き合いになるとは思ってもいなかった。
今では、すっかり幅広の私の足に馴染み、
足型が取れそうなくらいになっている。
~ 日常的に履いている靴 ~
この靴は、もう何年履いたか記憶に無いほどのお付き合いだ。
日常の買い物にいつも履いていて、踵はちびって二度ほど替えたし、
爪先はどこかにぶつけて傷だらけ、中敷きも買った当時のまま。
それでも本体はびくともせずに私の体重を支えて
コッペパンのような姿になっても頑張ってくれている。
皮の質が良かったのか、私の足のフォーム通りに伸びて、
しかも、だれずにその形を保っていて、
まるで自分の足そのもの、
これ以上の靴はない、とさえ思える靴である。
~ ちょっとお出かけの時の靴 ~
この靴は、私が記憶しているだけでも15年のお付き合いだ。
昔流行ったデザインで、最近はどこを探しても見つからない。
足の甲が高い私にとって、前立てのあるデザインはその甲を隠してくれて
足をスマートに見せてくれるので、このデザインは私のためのものと言えるほど。
こちらは、踵を一度替えて、爪先は裏側が擦り切れていて、いずれ穴が開きそう。
こんなに履き良く、気に入るデザインのものは中々見つからないので、
ダメ元で、デパートのショップに持ち込むと、
「お客様、こちらのお靴は、修理にお預かり致しますが、
おそらく新しくお買い求め頂いたほうがお安くなろうかと・・・」
と言われてしまった。
でも、この自分の足にすっかり馴染んだ"この靴"が良いのだから、
「では諦めます、お手間を取らせました、有難うございました」
とショップを後にしたのだった。
こんなデザインで、自分の足にフイットする靴など、
そうそうあるものではなく、この靴の代わりが無い今
この先、どうしようと途方にくれている。
~ ちょっとお洒落する時の靴 ~
こちらは、完全に20年を超えている。
中敷きはボロボロになったので、替えてもらって新品のようになった。
本体は紫がかった紺色で先がグレー、踵の上部にリボンがちょこんと。
おばちゃん仕様の中にも、乙女心をくすぐるデザイン。
こちらは、履き心地も良いが、何と言ってもこの色合いが
超私好みなのである。
この靴以来、これほど私好みの靴には出会っていない。
こうなったら、
歩けなくなるまで大事に履くしかない、と決心した靴である。
* * *
どの靴も、よくこれだけ私の足のようになってくれたものだと感心する。
こんなに"ばばっちい靴"を平気で履いている人もそういないだろうが、
私にとって靴の価値は「履きやすさ」が最優先なのである。
実際には、我が家の下駄箱には主人の靴と息子の靴が三足ずつ、
あとのスペースは全部私の靴が占領している。
だけど、結局履く靴はこの三足がほとんどなのである。
元々、気に入って買ったのだが、
それが、20年もの付き合いになるとは思ってもいなかった。
今では、すっかり幅広の私の足に馴染み、
足型が取れそうなくらいになっている。
~ 日常的に履いている靴 ~
この靴は、もう何年履いたか記憶に無いほどのお付き合いだ。
日常の買い物にいつも履いていて、踵はちびって二度ほど替えたし、
爪先はどこかにぶつけて傷だらけ、中敷きも買った当時のまま。
それでも本体はびくともせずに私の体重を支えて
コッペパンのような姿になっても頑張ってくれている。
皮の質が良かったのか、私の足のフォーム通りに伸びて、
しかも、だれずにその形を保っていて、
まるで自分の足そのもの、
これ以上の靴はない、とさえ思える靴である。
~ ちょっとお出かけの時の靴 ~
この靴は、私が記憶しているだけでも15年のお付き合いだ。
昔流行ったデザインで、最近はどこを探しても見つからない。
足の甲が高い私にとって、前立てのあるデザインはその甲を隠してくれて
足をスマートに見せてくれるので、このデザインは私のためのものと言えるほど。
こちらは、踵を一度替えて、爪先は裏側が擦り切れていて、いずれ穴が開きそう。
こんなに履き良く、気に入るデザインのものは中々見つからないので、
ダメ元で、デパートのショップに持ち込むと、
「お客様、こちらのお靴は、修理にお預かり致しますが、
おそらく新しくお買い求め頂いたほうがお安くなろうかと・・・」
と言われてしまった。
でも、この自分の足にすっかり馴染んだ"この靴"が良いのだから、
「では諦めます、お手間を取らせました、有難うございました」
とショップを後にしたのだった。
こんなデザインで、自分の足にフイットする靴など、
そうそうあるものではなく、この靴の代わりが無い今
この先、どうしようと途方にくれている。
~ ちょっとお洒落する時の靴 ~
こちらは、完全に20年を超えている。
中敷きはボロボロになったので、替えてもらって新品のようになった。
本体は紫がかった紺色で先がグレー、踵の上部にリボンがちょこんと。
おばちゃん仕様の中にも、乙女心をくすぐるデザイン。
こちらは、履き心地も良いが、何と言ってもこの色合いが
超私好みなのである。
この靴以来、これほど私好みの靴には出会っていない。
こうなったら、
歩けなくなるまで大事に履くしかない、と決心した靴である。
* * *
どの靴も、よくこれだけ私の足のようになってくれたものだと感心する。
こんなに"ばばっちい靴"を平気で履いている人もそういないだろうが、
私にとって靴の価値は「履きやすさ」が最優先なのである。
実際には、我が家の下駄箱には主人の靴と息子の靴が三足ずつ、
あとのスペースは全部私の靴が占領している。
だけど、結局履く靴はこの三足がほとんどなのである。
いい靴というのは、もつ物なのですね。
僕も革靴は大事にする方ですが、7、8年ですね。参りました。
越後美人さんは、古いものが好きというよりは、いい物を長く愛される方なのですね。
はい、こんなに丈夫な靴は初めてです。
まあ、そう言いましても、主婦の身ですから、雨降りには外出しないようにしていますし、
毎日出かけるわけでもありませんから、毎日出勤されている会長さんとは、
靴の使用頻度が大きく違うと思います。
ですから、会長さんの7・8年と言うのは、かなり大事に履かれている証拠と思います。
この靴に関しては、自分の足に馴染むまで壊れなかったというところが点数が高いですね。
また、このような靴に出会えたいものです(^_-)-☆
20年以上も大切に管理されてご愛用で立派とおもいます
決して時代遅れの感じはしません
いずれもパリパリの現役です
可笑しなもんですね 私履けなくなったパンプス捨てられなくて時々磨いたりして 誰も喜びませんのに
ときにリサイクルに出しませんか
と訪問されると
「要らぬお世話よ」
と言いたくなって これってへそ曲がりでしょうか 愛着心でしょうか
履けない靴なの
もう少し気をつけて履いていれば、傷みも少なくてきれいだたのにと悔やんでいます。
私の場合は、気に入れば昔のものだろうと、最近の物だろうと気になりませんが、
これと同じような靴を探しても、見つからないというのが困ったものです。
履けない靴でも、時に出して磨いていらっしゃるというのは、
その靴に思い出がおありなのでしょうね。
そんなところはfuyouさんの優しいところなんでしょうね。
私など、履けない靴や履き心地の悪い靴には冷淡ですよ(^^;
もらってくれる人を探すか、リサイクルに出すようにしています(^_-)-☆
そう感じさせませんね。
大事にお手入れされているのでしょう。
私も黒い靴のヒールが痛んでしまいましたので
昨年、靴屋さんに持って行き修理して貰いました。
捨てられない物って有るんですよね。
>何と言ってもこの色合いが私好み
そう言えば私のブログの紺のスミレを見て好みだと仰っていましたが
基本的に越後美人さんは紺色がお好みなのでしょうか。
私も、この靴 履いてみたいです。とても素敵!!
靴もそれだけ大切にされたら靴冥利につきますね。
自分はどうかなと思って見渡してみたのですが、服とか靴とか10年選手が思いの外多くてびっくりしました。
身につけてしっくりくるものって、本当に身体の一部だなあと思います。
ところで最初の写真の靴、同じメーカーの靴を私も愛用してました。
仕事でよく履いた靴で、ヒールが高かったのですが凄く履きやすかったのを覚えています。
こうやって大事にされたら靴も幸せですね。
私の靴は私の定年と共にお役を終え処分してしまいました。
だから越後美人さんの靴を見て、自分の靴を思い出しました。
不思議なものですね(*^_^*)
越後美人さんは骨董に限らずお買い物上手でいらして羨ましいです。
私の足は外反母趾があり、甲は高く幅が広いという3重苦を背負って
合う靴を見つけるのに一苦労です。合うと思って購入しても
履いているうちに痛みが出るようになったり・・・
今やウォーキングシューズなどが日常用、お出かけ靴も紳士靴の様なスタイルの皮靴で
スカートをはかないから何とかなっていますが、全くおしゃれとは縁が無い生活です^^;
自分の足の幅に広がってくれて、長時間履いていても痛くならずに、
体も疲れませんし本当に有難い靴です。
こんなに自分にとって良い靴なのに、乱暴に履いて(歩いて)いたので、
爪先をあちこちでぶつけてしまい、皮が剥げてしまいました。
靴墨を塗って隠していますが、気をつけて履いていれば
避けられた疵でしたので残念に思っています。
今後は、如何に長持ちさせるかを考えながら履きたいと思っています。
そうですね、気に入っていて、履きやすい靴はどんなに古くなっても捨てられませんね。
>何と言ってもこの色が好き!
紫がかった紺色には、出会うと「はっ!」とさせられます。
この冬にこんな色のコートを見つけましたが、「また今度」と思って
次に見に行ったらもう売れてしまってました(^^;
中々無い色なのに残念!
たかさんも気に入ってくれて嬉しいです(^^♪
たかさんならどんな風になるのかなあ~
想像して楽しんでいます(^_-)-☆
元々物を大事にする方で、特に気に入った物はしつこく使っています(^^;
主人に「もう捨てたら!」と言われながらも抵抗しつつ暮らしています(笑)
服はあまり傷まないので10年、20年は充分にもちますね。
ただ、私の場合はウエストが「成長」してしまって、お気に入りのスーツが入らなくなりました(汗)
今後は、現在の体にしっくりと合うものを手に入れようと考えています(^_-)-☆