仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




今日の高知新聞には、県下の高校生の活動に関する記事や投稿がいくつか載っていました。


(ランタナ)

例年の行事として紹介されていたのは、須崎市にある県立工業高校のドラゴンカヌー大会。もともとは、同校が製作して寄贈したドラゴンカヌーを使って、須崎市が大会を開いていたものですが、数年前からは独自で、学校行事として開いているものです。


(笹)


(コムラサキ)

全校生徒が参加してカヌーを漕いでいるのですが、場所が静かな湾内とはいえ海です。全員が救命胴衣を着けて参加していましたが、それでも大声援が飛んでいたようです。


(セージ・サルビアの金魚)

投書で紹介されていたのは今年度で閉校となる分校の生徒です。閉校の記念行事として初めて、学校単位でよさこい祭りの鳴子踊りに参加します。
この方は最初は、今まで踊ったことがないし、音楽は好きでも踊りのできない自分が参加することに動揺し、不安を覚えたそうです。初めて鳴子を持ったとき、それが重いと感じたこと、しかしみんなの鳴子が体育館に響き渡ったときに、心の底からやりたいという気持ちが生まれたと書いています。




学校のテーマは「感謝」とのこと、60年の歴史に幕を下ろすためにも、そして後で後悔しないためにも頑張ると、力強く結んでいました。
生徒数は少数だったと思います。それに卒業生や保護者、先生などが一緒になっての踊り子隊だと思います。高知の暑い夏に向けて頑張って下さい。

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今日は七夕ですが、生憎の雨模様で星空を楽しむわけにはいかないようです。
もっとも、新暦で考えるから梅雨時になるのであって、旧暦(8月19日)や月遅れ(8月7日)で行えば綺麗な天の川も見ることができるのではないでしょうか。




あるMLで、七夕にちなんで「神の目」に見えるというNASAの天体写真を紹介されました。
最初に思ったのは、この画像はきちんと承諾を得て掲載しているのかなということでした。


少し気になって調べてみると、なんと、あちこちでぞろぞろと掲載されています。さらに、願い事が叶うので(?)多くのかたにこの画像を送って下さいという記述まであり、完全なチェーンメール・チェーンブログであることがわかりました。
画像自体はすばらしいものなんですが、こうやって知人やブログ、MLなどを介して広げていくのは問題だと思います。
個人情報や機密資料がインターネットに流出したというニュースが多いですが、いちど人目に触れてしまうと止めようが無く、どんどん広がっていくという典型的な例だと感じました。




画像や記事などの引用で気になるブログもあります。報道各社が配信している記事をまるまる、転記しているものです。管理人さんの気になるニュースと言うことで書かれていますが、本人のコメントはありません。




自分の撮った写真や記事が勝手に使われる・・・・残念なことです。著作権と言うことについては充分に考慮して欲しいと思います。

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高知にこんなお宝があったとは知りませんでした。


東京の旅行会社が企画した”高知でモノコックボディ・バスを楽しむ”ツアー(企画名は私が想像したものです)に、全国各地から愛好家30人が参加して、県内の高知県交通、土佐電気鉄道を訪ねたそうです。


高知新聞によると、バス会社を訪れた参加者達は一斉に「懐かしい!」と歓声をあげて写真を撮ったり、廃車になったバスの部品即売会でも大量の品々を買い求めたそうです。


モノコックボディの説明は省きますが、要するに中央ではもう使われなくなったような古い型式のバスが、高知県内では未だに現役で頑張っていると言うことです。
ただ、日常的に見慣れている私たちにとっては、何も年寄りが頑張っているという感覚は全然無いところが面白いです。


要するに、バスなどの利用客が減少している中では、新しいバスを導入する余裕が無い(?)と言うのが理由であって、古いバスを残そうという積極的な姿勢ではないと思います。


しかし、愛好家が対象とは言え、わざわざ高知県まで足を運んで下さるお客様がいるわけで、これを観光客誘致の目玉にしてはどうでしょうか。


千葉県の鹿島臨海鉄道が廃止の岐路に立たされたとき、古い車両などを積極的にPRし、さらには「濡れ煎餅」などというお菓子まで売り出して頑張っています。高知県も、この不況を打破するためにも発想の転換、突飛なアイデアを検討してはいかがでしょう。

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国会の会期が延長されようとしています。それに伴って、参議院議員選挙の投票日も1週間、ずれそうです。


(紅葉の若葉ですが、紅い色です。何か名前があるのでしょうか?)

政治の話はしたくないのですが、7月29日に予約していた施設が使えなくなりそうで、行事にも影響があるので取り上げてしまいました。


(蓮池公園のハスが咲き始めました/既に咲き終えた花もあります)

最近になって年金問題など、いろいろと大きな問題が明らかになっていますが、それとこれとは関係ないだろうと言わんばかりに与党は法案を強行採決で通して行っています。
野党の方もそれなりの戦術を立てて対抗しようとしていますが、どのようにあがいても多勢に無勢でどうしようもありません。


(ガマの穂)

多数決原理の議決では数の多い方が勝つことに決まっているのですが、その提案した内容・法案が本当に国民の総意・理解を得られるものなのでしょうか。
我々国民が選挙で選んだ議員さんが・・・・と言いますが、党利党略で物事が決まって行ってしまうように思えてなりません。


(ハナツクバネウツギ=アベリア)

若者の政治離れと言われますが、若者だけではなくおじさん達も意欲を失ってしまうかもしれません。救世主は現れないのでしょうか。

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良心市(無人市)荒らしが16人も摘発されたとニュースで聞きました。


(ユスラウメ、梅)

高知新聞の記事によると、高知市内北部の住民から、良心市の盗難が目に余るのでなんとかして欲しいと高知署に連絡があったそうです。これらの良心市では、自宅で取れた野菜などを置いて販売していますが、長年にわたって月に数万円単位で不足があったそうです。


(コウホネ)

このため5月1日から張り込み捜査をしたところ、約1ヶ月で16人を摘発、このうち悪質な1人を逮捕したとのこと。
1件あたりの金額は200円から2,600円だとのことですが、16人を掛けると総額は3,200円から41,600円にもなります。


「これぐらいは大したことは無いと思った」などと供述していますが、驚くのは摘発されたのが47歳から86歳の男女とのこと。若者ではなく、どちらかと言えば高齢者です。


清滝寺の参道にも、季節毎に小さな良心市(無人販売所)が設置されます。ここもやはり、勘定が合わないことが多々あるそうです。
無人だから盗っても分からないだろうと思うのでしょうが、立派な犯罪です。良心市の名に恥じないよう、心を買っていって欲しいものです。


この事件を報じた高知新聞の記事でこんなコメントもありました。
話を聞いた市民の一人が「お金を入れない人が多いのも驚くが、警察が張り込んで捕まえるというのも(驚く)・・・・。ある日は小銭がちょうど無くて50円多く、ある日は50円少なく払うことだって許されるのが良心市。そういうことが許されない良心市は世知辛すぎる。」と述べています。


(トンビ)

反論が載っていませんので、これが高知新聞が要約した市民の声なんでしょうか。
お金を払わないで商品を持って行くと窃盗です。その被害を訴えて警察が取り締まる。当たり前のことではないでしょうか。
無人市ではツケは利きません。足らんきまけちょいて、は対面販売であればこそ。一市民は、先に多く支払うと言ってますが、常連さんなんでしょうか。だったら世知辛いなんて言わないで欲しいですね。

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今日は陣内智則さんと藤原紀香さんの結婚披露宴が開かれるそうですね。
我々一般人にとってはタレントの結婚式や披露宴には縁がありませんが、今日の新聞に面白い広告が載っていました。


(テイカカズラ・清滝寺山門)

ご覧になった方も多いと思うのですが、某蚊取り線香の会社のPRです。すなわち、紀香さんが同社の広告に出演してくれることに感謝して、披露宴のお祝いを述べているのですが、なかなかのアイデアだと思いました。


蚊取り線香の性能を大々的にPRしてもたかが知れていますが、こんな広告を見せられるとすごく印象に残ります。久し振りにいい広告に出会い、うれしく思いました。


(クチナシ)

昨日からの雨の影響でしょうか、道いっぱいにテイカカズラの白い花が落ちていました。
生け垣や畑の横に、ちょこっと咲いている花も優雅ですが、見上げた檜の樹にはテイカカズラの蔓が一杯に巻き付いていました。これだけ大きくなると落ちる花も大量です。


白い花でもクチナシはその香りで存在感をアピールしています。花が見えないところからでも、その心地よい香りで花が咲いていることが分かります。
蟻が一生懸命に蜜を集めていましたが、咲き終わりかけた少し茶色に変わった花のほうが仕事になるようです。


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かつては近所にも、いくつものコイノボリやフラフが薫風を泳いでいましたが、今年は見えません。
そんなに不自由な田舎でもないのですが、若者が結婚すると土佐市街のほうにアパートを借りて出て行ってしまいます。


(知人からいただきました)

三世代、四世代が一緒に暮らすのが当たり前だった時代はもう、昔のことなのでしょうか。確かに、自分たちだけで気兼ねをせずに暮らすのは良いのですが、共働きが前提の生活では子どもを育てるのが大変です。


(キショウブ)

親と一緒に暮らしていれば面倒も見てもらえるのですが、二人だけではどうしようもなく、長時間の保育に任せるしかありません。
お祖父さん、お祖母さんに預けておけば、先人の知恵や経験で安心です。土佐弁も覚えることができます(?)。


(サクランボもこれだけあると・・・・)

私は別棟ではありますが両親と同じ敷地で暮らしています。何かあればお互いに融通し合って面倒を見たり、見てもらったりしています。
もうそんな歳では無いのですが、きょうも「こどもの日」のお祝いをいただきました・・・・

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ニコンの画像閲覧ソフト「Nikon View Pro(ニコン・ビュー・プロ)」の発売が中止になったとアナウンスがありました。


2006年2月に、同年4月に発売するとの発表があり、その後に発売日未定に変更されていました。そして発表から1年以上が経ってから発売中止です。


(ツマグロヒョウモンのサナギを見つけました)

私はニコンのカメラを使っており、ほとんどをRAWで撮影しています。そして画像の確認、閲覧には無料の「Nikon View 6」を使っています。そのソフトが有料の”Pro”になるとのことで、興味を持って待っていました。


(ホトケノザの種子)

発売中止になった理由としてニコンは”開発の進行とともに画像を取り扱う市場環境が大きく変化し、予定していた機能、性能では製品として不十分と判断した”と説明しています。


確かにその通りかも知れませんが、”プロ”という名前をつけて有料販売を前提に開発していたソフトとしては何ともお粗末です。パソコンソフトの進化は本当に速いのですが、それに遅れてしまっては太刀打ちできません。ニコンの技術陣自体の低迷に危機感を覚えます。頑張って欲しいです。

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いよいよ大晦日、今年もあと数時間になってきました。


家人はおせち料理作りに大忙しですが、私は何やかやと雑用をしながらうろうろとしています。いつものことですが大晦日は、気分的に忙しく感じてしまいます。


かつては、除夜の鐘が鳴るころに清滝寺に参拝していましたが、それも数年前からは止めてしまいました。テレビを見ながらのんびりとビールを飲んでいると、その時間帯に出るのが億劫になってしまいました。


今年も色々なことがありました。大勢の人の善意に助けられてできたこともありますし、新しい出会いもありました。大過無くとはいきませんでしたが、人それぞれの人生ですので、それに刃向かっても仕方がないとあきらめることもありました。


さて来年はまた、新しい気持ちでチャレンジしたいと思っています。やらなければならないこと、やりたいことをしていきます。
どうぞ来年もよろしく、お付き合い下さい。

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いよいよ年の瀬も押し詰まってきました。新年を迎える準備でなにかと気ぜわしいのですが、身体が動きません。段々と手抜きをするようになってきました。


一昨日は冷え込みが厳しく、山間地では降雪もあって高知自動車道が通行止めになっていました。昨年は12月17日の夜から大雪になりましたが、さすがに今年は平野部での雪はありませんでした。暖かいことは良いことなのですが、気分的に冬という気がしませんね。


1年が過ぎるのがずいぶんと早くなりました。大きな出来事やニュースも、あっという間に過去になってしまいます。忘れてはいけないことも、忘れたくないことも刻が運んでいってしまいますね。

今日はイラクのフセイン・元大統領が処刑されました。ショックでした。日本でも死刑制度はあるのですが、実行されるのは稀です。注目を集める人物であったからこそ、大々的に報じられるのでしょうが、これだけの短時間で死刑の確定、実行が行われる世界には恐怖を覚えます。


平和を叫びながらも、現実の世界に真の平和はあるのでしょうか。国と国、それに個人の利害が絡み合って、言葉とは裏腹の駆け引きだらけのような気がします。
はかない希望かもしれませんが、闘いのない和の世の中になって欲しいものです。

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