今年のゴールデンウィークの旅行は久々に奥飛騨方面です。
奥飛騨方面は以前はよく行っていましたが、今回は約10年ぶりになります。この10年公私ともにいろいろありました。
4月30日火曜日の早朝、5時過ぎに家を出ます。
連休の谷間の平日の早朝ということもあり、首都高も中央高速も渋滞はなく、順調に進みます。
天気は良くなく、いつ雨が降ってもおかしくない天気です。
諏訪湖SAで軽く朝食をとります。
都内の藤は終わりましたが、この辺はこれからです。
松本ICで高速を降り、国道158号を西に向かいます。
新島々の先は国内の国道では有数のワインディングロードで、車の操安性と運転技能が試されます。
以前に乗っていた国産車はこの道に追従できず、輸入車に乗り替えるきっかけになった道路でもありますが、この道を渋滞の先頭にならず駆け抜けることができれば、それなりの運転技能を持っているといえるでしょう。
標高が高くなるにつれて雨が降り始め、安房トンネルを抜けると本降りの雨になりました。
まずは平湯バスターミナルに行くことにします。
ところが、平湯の料金所を出たところの交差点で右折すべきところを直進してしまいます。
しかし、そのおかげで、こんな景色に出会うことができました。
ひらゆさくらという名称で、近くにあるスッポン養殖所が敷地内に桜を植えているようです。
7種類の桜があるようですが、全て満開です。
この辺は標高が高いため、下界より一か月ほど桜の開花が遅いのですが、全部の種類が一斉に満開になるのは珍しいのではないでしょうか?
天気が悪いのは残念、ですが、霞のかかった山を背景にした桜もいいものです。
ソメイヨシノ。ごく淡いピンクの花はここでは白に見えます。
道を間違えたおかげで、思いがけず桜の絶景に出会えました。
平湯バスターミナル。この時期は一般車は90分まで無料で駐車できます。
買い物は最終日にすることにして、すぐ近くにあるひらゆの森に向かいます。
ひらゆの森は立ち寄り温泉、レストラン、宿泊棟等を備えた施設です。
ここで温泉に入り天候の回復を待つことにします。
ここの立ち寄り温泉に入るのは二度目です。広い敷地内に露天風呂がいくつもあり、結構人が来ていました。
まあ、雨なので同じ考えの人が多いのかもしれませんが。
泉質は二種類で、熱めの白濁硫黄臭のお湯と、ややぬるめの鉄分を感じる、湯の花舞う透明のお湯です。
どちらも非常に良いお湯です。
さて、まだ雨が止まない、どころか雨脚が強くなってきました。
なので、ここで軽く食事をすることにします。
ここのレストランは飛騨牛の鉄板焼きがメニューにあり、これを食べている人が多いです。
しかし、今日明日の宿で出ることが予想されるため、ここは軽く食べておくことにします。
あたたかい蕎麦。
焼きカレー。
<その2に続く>