可憐な少女と暴力。
ありがちな素材を、どう料理するか。
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「ハンナ」69点★★★☆
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「ラブリー・ボーン」のシアーシャ・ローナン主演です。
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フィンランドの雪山で
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鹿に矢を放つ、一人の少女がいる。
ハンナ(シアーシャ・ローナン)、16歳。
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父(エリック・バナ)と二人きりで暮らした彼女は、
外の世界も人間も知らない。
彼女は父に兵器として
訓練されてきた少女だった。
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そしてついに彼女が、旅立つときがきた。
標的はただひとつ。
CIA捜査官のマリッサ(ケイト・ブランシェット)。
なぜハンナはこんなに強いのか?
なぜ、狙いはマリッサなのか?
そこにはハンナの出生の秘密が隠されていた――。
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超人的な能力を持ち、兵器として訓練された
見た目いたいけな少女を主人公にした
バイオレンス・アクション。
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少女と暴力、というギャップからネタとして
繰り返される素材ではあるけれど
ちょっと変わった調理法で
おもしろい味の作品でした。
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少女がためらいもなく
鹿を狩る冒頭から、
とにかく「生体を倒す」ということが
象徴的に描かれるんですね。
残酷だな、動物かわいそうだな、と思っていると、
その感情が重要な伏線になっていました。
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テクノやハウスがガンガン流れるなかで
少女がテキパキと敵を倒すシーンは
なかなか爽快。
(アクションのコーディートは「ボーン」シリーズを手がけた人!
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外の世界を知らず、無菌で育った少女の
初々しく世界をみる目線での画作りや、
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さびれたベルリン郊外などが象徴的で、
雰囲気と画作りにこだわりが見えて悪くない。
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またシアーシャ・ローナンは声も可愛いんで、
ハードなアクションが、よりギャップが大きくなる。
ただ、正直「すげー深い」という話ではないので(笑)
若干、苦手な人もいるかもとは思います。
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★8/27から新宿ピカデリーほか全国で公開。
「ハンナ」公式サイト