「JUNO/ジュノ」「ヤング≒アダルト」の
ディアブロ・コディ脚本。
「幸せをつかむ歌」68点★★★☆
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ロサンゼルスの小さなバーで
ステージに立つリッキー(メリル・ストリープ)。
ノリノリでパワフルな歌を披露する彼女は
夫と、幼い子どもたちを捨て
音楽を選んだ過去を持っていた。
そんな彼女に、元夫から連絡が入る。
長女(メイミー・ガマー)が離婚し、
ショックで家から出なくなっているというのだ――。
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ジョナサン・デミ監督×ディアブロ・コディ脚本。
よさそうな話でしょう?なんですよ。
なのに、
うーむ、どうしても器に対して中身がビッグ過ぎるというか、
なにもメリル・ストリープでなくても・・・・・・と思ってしまうんですよねえ。
容器から大物がムチムチに溢れてしまって、
ああ、もったいない!という感じ。
メリル・ストリープの実の娘、メイミー・ガマーは
ほとんどノーメイクで
ムスッとブス子ちゃんに徹していて
そこはいいんですが
意外と母子の絡みもあっさりしてた。
家族ドラマってジャンルが好きだし、そも良作が多いから
自分のなかでも
年々、ハードルがあがっている気はするんですけどね。
ただ、ラストへの助走と盛り上がりは
うまいし、グッとくる。
それにメリル・ストリープ、
やっぱり歌うまいしね。
日本でも
例えば、あの母とあの娘さんのコンビとかで
リメイクできそうですね。(さあ、誰でしょう。笑)
★3/5(土)からBunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマほか全国で公開。
「幸せをつかむ歌」公式サイト