ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

開聞岳に登る (2016/2/4)

2016年02月04日 | 2016/1-2鹿児島のたび 2016
 今朝の指宿地方は晴れ。今日こそは念願の開聞岳に登る。
道の駅{いぶすき」を7時50分に出発し、池田湖の北岸をかいもん山麓ふれあい公園に向かう。コンビニで昼食のおにぎりを買って、ふれあい公園の管理棟に登山届けを出して出発したのが8時45分。



   

しばらくアスファルト舗装の道路を歩いていくと、2合目の登山口に出てくる。ここからはそこそこの傾斜のえぐれた火山灰の道だ。この道がずっと深い森の中で見通しが全く効かない。

    
 
 5合目はウッドデッキのテラスになっている。ここに救助第4ポイントと書いてあるので、遭難・負傷者を救助ヘリで吊り上げる場所になっているようだ。そのため林を切り開いて少し下が見えている。ちょうど長崎鼻方面が見えていた。





 さらに進むと足元は火山礫の道になって、ごろごろしてかなり歩きにくい。下りでは足を滑らさないよう注意が必要だ。

 登り始めて1時間半で6合目についた。ここでザックをおろして小休止。かなり汗をかいている。一枚脱いでザックにしまってから再び登り始めた。



 7合目あたりから大きな岩の上をわたるルートだったり普通の地道だったりを繰り返す。



 所々で下の景色も見えるが、遠くのほうは霞んでいてあまりすっきりしない。





 いよいよ9合目。柱の下の温度計は2度だ。下では10度を超えていると思うが、ここは標高900mだからやはり寒い。風も強いのでここでヤッケを着込む。

    

 はしご段を登って最後の岩場を越えていく。岩場の下には霜柱が残っていた。

     

 そして山頂すぐ下に御獄神社があったので参拝。



 いよいよ開聞岳山頂、924m。到着は11時45分、 丁度3時間だ。





この岩の上が山頂らしいので一応登ってみた。今日は晴れてはいるが遠望が効かないので、長崎鼻や池田湖が見える程度。三島村や屋久島は全く見えないのが残念。





 山頂は風が冷たくゆっくりお昼というわけにも行かなかった。風を避けて山頂の岩の南側で急いでおにぎりを食べてから下山開始。

14時半に無事に管理事務所まで戻ってきた。



足がよれよれ、肩が痛い。すぐに指宿温泉に向かう。
今日の温泉は指宿シーサイドホテル。ここも100円温泉だ。



こんなホテルの温泉に100円でいいのという感じだが、フロントでは丁寧に案内していただいた。

 お湯は緑茶色で少し濁っていて硫黄臭がする。中性高張性高温泉の源泉は48.6℃の成分総計が19.83g/Kg。
主な成分は塩素イオン10,580mg、ナトリウムイオン6,013mg、硫酸イオン1,453mg、マグネシウムイオン625mg、炭酸水素イオン128mg、メタケイ酸172mgと中身の濃いお湯だ。

 ここまでくれば近いのは道の駅「いぶすき」ということで、再度いぶすきで車中泊だ。

本日の走行は49.7キロ、燃費は9.6Km/Lだった。



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日本一の巨樹「蒲生のクス」を見て道の駅「いぶすき」に (2016/2/3)

2016年02月03日 | 2016/1-2鹿児島のたび 2016
 道の駅「すえよし」は国道10号線のすぐ側で、また駐車場の奥行がない。このため夜明け前から大型トラックの走行音がかなりうるさくて、午前5時過ぎに目が覚めた。今日は風が強いようだ。
 朝食の後に再び国道10号線を隼人方面に走り、まず姶良市の蒲生のクスを見に行く。この木は蒲生八幡神社の境内にあって、昭和27年に国特別天然記念物に指定されている。



まず、蒲生八幡神社。この本殿の左にすごい迫力でそれがある。





推定樹齢1,500年、樹高30m、根回り33.57m、目通り幹回り24.24mで、昭和63年環境庁の巨樹巨木林調査で日本一の巨樹と認定された。ちなみにベスト10のうち7本までもクスの木だ。屋久島の縄文杉は18番目だった。根の周りだけでなく上の方もコブがすごいことになっている。



幹やコブにはシダや他の木や草などが着いてまるで"The Lord of the Rings"の世界のようだ。そして、こんなかわいいやつもちょろちょろしていた。



 八幡神社の正面を出てすぐ横の通りが武家屋敷の通りになっている。



 ここから鹿児島方面の通り道にある温泉に入浴した。山の中の渓流沿いにある「渓谷苑」。



 お湯は無色透明、弱アルカリ性低張性高温泉で成分総計は1.06g/Kgだが、あまり特徴のないお湯だ。主な成分は塩素イオン、ナトリウムイオン、硫酸イオンなど。ただ建物は相当年季が入っている

 昨日、今日とかなりローカルな温泉に入っているが、鹿児島県内の43軒の温泉に100円で入浴できるクーポン付きの雑誌を買ったのだ。佐多岬からの帰りのスーパーで奥が見つけてきた。



この本は有料の鹿児島地域情報誌だが、温泉クーポンは臨時の読者還元企画のようだ。

 お湯から出たら鹿児島市内で買い物をして道の駅「いぶすき」にやってきた。今夜はここで泊まる。



指宿方面はこれまで「山川港活お海道」を使ってきたので、ここで車中泊は初めてだ。落ち着いてなかなかいい道の駅だ。騒がしい場内放送もないし、駐車場のすぐ脇に外水道もある。

 北の方におとなしい桜島が見えている。



そして南東は錦江湾の出口の根占方面か。



本日の走行は118.9キロ、燃費は10.9Km/Lだった。









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霧島美人の湯You湯に入って道の駅「すえよし」に (2016/2/2)

2016年02月02日 | 2016/1-2鹿児島のたび 2016
 天候は回復してきたが風が冷たい。



今日は霧島市隼人まで走って、まずは洗濯だ。コインランドリーは国道223号線沿いでこの後に行く温泉にも近い。

丁度、洗濯乾燥機が空いていた。

 今日の温泉は霧島バードラインに上がっていく入口にあって、このあたりは日当山温泉と言うようでたくさんの温泉施設が立ち並んでいる。



お湯は透明でわずかに緑色をしているように見える。弱アルカリ性低張性高温泉で成分総計は1.04g/Kg。成分は炭酸水素イオン543mg、ナトリウムイオン236mg、塩素イオン67mgなど。美人の湯の名のとおり肌がつるつるする。特に露天風呂は指をこすり合わせるとヌルヌルした感じで、気持ちのいいお湯だ。

 お湯から出てきたら午後4時半を回っている。もうそれほど遠くに行く元気もない。一番近い霧島は寒そうなので少し宮崎方面に走って道の駅「すえよし」で車中泊だ。後で考えたらこれは失敗だった。買い物をしてあっさり霧島に行けばよかった。



ここは2度目かな。なんだか今夜は冷えそうだ。

本日の走行は86.3キロ、燃費は9.6Km/Lだった。

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桜島から鹿児島に遊びに行く(2016/2/1)

2016年02月02日 | 2016/1-2鹿児島のたび 2016
 今日はしとしとと冷たい雨が降っている。洗濯日にするかどうか迷うところ。しかし面白いアイデアを思いついた。
 桜島に行って県営駐車場にクルマを停めてフェリーで鹿児島に遊びに行こう。これまでは鹿児島市に来たら城山の駐車場で車中泊をしていた。街中に出るときは歩いて山を降りる。これだと帰りが大変だ。そこでフェリーだ。

 桜島に渡り、山のすぐ横までくると噴煙が見える。



 県営駐車場からフェリー乗り場までは500メートルくらいだ。



フェリーの切符を買おうと思って窓口の付近をウロウロしていたら、改札口の女性が声をかけてきた。なんとバスのように料金を直接料金箱に入れるということだった。フェリー料金は安い、片道160円。



 待つ間もなく出航。港から出て振り返ると桜島の山体が見えているが、山頂には雲がかかっている。



前を見ると鹿児島は対岸のすぐそこだ、でも宮島フェリーよりも距離があるようだ。





 早速、街中を散歩がてら鹿児島中央駅まで歩いていく。天文館のアーケードの下はそこそこの人出、そこからすぐそこだと思って、鹿児島中央駅まで電車と並行して歩いて行ったが、雨の中途中の寄り道も気が乗らない。ひたすらビジネス街を歩いて前を見ると、なんと駅のすぐそばに観覧車がある。



 今日の昼食は駅そばの鹿児島ラーメン「豚とろ」。



名前のとおりチャーシューがとろとろで美味しい。白ごはんも頼んで麺を食べたあとにご飯をレンゲに取って、スープを入れて食べてたらこれがまたうまい。

 その後駅の隣のアミュプラザ鹿児島の中をぶらぶらした。

夕食は天文館の和食バルで飲み放題なのをいいことにあれこれ飲んで久しぶりにフラフラするほど。

    

   

 そして21時のフェリーに乗って、無事桜島のクルマまで戻ってきた。



 本日の走行は18.9キロ、燃費は10.0Km/Lだった。 道の駅たるみずから桜島までの行程なので走行は僅か。あすのバッテリー残量が心配だ。

 


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本土最南端、佐多岬まで走り打って返して道の駅「たるみず」に(2016/1/31)

2016年01月31日 | 2016/1-2鹿児島のたび 2016


 今日の南九州は好天に恵まれるようだ。明日からまた下り坂の天候のようなので、この機会を逃さず、宮崎から一気に佐多岬まで180キロを行く。自衛隊の基地のある鹿屋までは変化の乏しい道中でなかなかに遠かった。
 鹿屋から錦江湾に出てくると、右に開聞岳が見えるようになり走る楽しみも感じられる。



佐多岬付近では道幅の狭い山道になるのではないかと心配していたが、最終の佐多岬駐車場までほぼ2車線の道路で駐車場は50台くらいのスペースがある。



 駐車場をでるといきなり立派な歩行者専用トンネル。ここから佐多岬まで徒歩で800メートルくらいUP&DOWNのある遊歩道を歩く。





 途中に御崎神社があるので参拝する。祭神は伊邪那岐命、伊耶那美命でたびの安全を祈願した。



 さらに進むと「本土最南端佐多岬」の看板の向こうに佐多岬灯台が見える。



本当の最南端は灯台のある岩の二つ手前の岩のところなのだそうだが、今は通行できないそうだ。



向こうには種子島が薄く見えている。

ここの上に展望台がある。開聞岳がきれいだ。さらに南には三島村の硫黄島と竹島が霞んで見える。



 しばらく展望を楽しんで駐車場に戻る。駐車場の隅にガジュマルの木が気根を下に伸ばしている。いかにも南の国に来たという感じがする。



道路の途中でも道の脇にあるガジュマルの木が道路に張り出して、気根を伸ばしているので屋根に当たらないように気を遣う。



 佐多岬から少し無理をして道の駅「たるみず」にやってきた。ここは温泉があるので、入浴してそのまま車中泊ができる。午後6時に到着したところで日没後の桜島。



昨年2月は黒い噴煙がこちらに延びていて、一夜でクルマに2ミリくらい火山灰が積もったものだが、今日は噴煙は白く量もかなり少なめだ。これなら灰が積もることもないだろう。

本日の走行は271.0キロ、燃費は10.7Km/Lだった。よく走ったものだ。






 
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